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近畿地方は、中国、四国、東海、九州と共に、8日、梅雨明けしました。近畿、中国は平年よりも13日、四国は10日早く、近畿は1951年に統計を取り始めて以来、2011年と並んで3番目に早い梅雨明けとなりました。
この暑さでは、境内を歩く人もほとんどおられません。拝観者はここ数日、一桁の連続。秋しかご存じない方は、その閑散とした様子にビックリされることでしょう。 観光客は、みんな祇園祭へ行っておられるのでしょうか? いよいよ鉾も山も建ち揃ってきて、曳き初めなども行われています。見に行っているのはほとんど観光客。京都の人は、関係者かよほどお好きな方以外、暑さと人混みを押してまでも祇園祭には行きません。境内でも暑いのですから、街中は推して知るべしです。 昼 寝 猫 袋 の 如 く 落 ち て お り 上野 泰
そんな‘貴重な’来訪者を心からお迎えするために? 今日は2つの‘仕掛け’を作りました。一つはミストシャワー装置、もう一つは「随縁の庭」のオブジェです。 ミストは、正面参道脇のトイレ付近に設置。‘ミストシャワー装置’といっても、通販で買ったものを竹竿に付けただけですが、水の霧が風に揺らぐ様子は涼感いっぱい! 効果は? まぁ、多少は涼しいかも知れませんが、‘見た目’重視です。 オブジェは、庭の平石の上に水を張った花器を置いて、そこに浮き玉を浮かべてみました。 以前から、庭を設計していただいた重森先生より、「平らな石の上に花器などをおいてみたら面白いですよ」とアドバイスをいただいていたのを実行しました。生花などでは枯れてしまうので、涼感重視で浮き玉を。浮き玉が足りないので、今日、職員さんがホームセンターに買いに走っています! 先生のダメ出しされるかも・・・。 酷暑を乗り切るには遊びっけも重要! まずはボクが楽しませていただいています。
皆さんの中で、鉢植えの紫陽花の処分にお困りの方がおられましたら、ぜひともお送りください。名札付きで、紫陽花園の‘メンバー’の一員に加えさせていただきます。 さて、今の見どころは総門内側の木槿。開花する花の種類は、先週よりもまた増えました。 暑い中、鮮やかな花を楽しませてくれる木槿には、心から感謝です。見頃はまだこれから。9月頃までの長きにわたって楽しめます。 本堂付近で帰ってしまわれないで、総門まで足を運んでください。花の前での記念写真もいいですよ。 暑さも明日からは少し一段落の様子。とにかく、雨が欲しいです。夜の間にたっぷり降って、大地を潤してください! 炎暑の夏、どうか皆さんご自愛ください。 夏 鶯 さ う か さ う か と 聞 い て 遣 る 飯島晴子
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