7/5版
夜来の雨も朝には上がりました。
ただ、過日の少雨の影響がかなり出てきて、紅く色付いた葉が目立つ木が現れ始めました。今の時期の‘紅葉’は危険信号。夏を越せない枝、木も出てくるかも知れません。 また、雨が降った後には、結構太い枝が折れて落ちていることがよくあります。枯れ枝に気が付いたら切除するように努めていますが、それでも取り残しがあります。雨後の境内散策は要注意です・・・一番被害に遭いそうなのはボクですが。 今朝、境内で初めてニイニイ蝉の鳴き声を聞きました。そう人に話したら、「もうアブラ蝉も鳴いていましたよ」とのこと。これでクマ蝉も鳴いたら、本当に夏だと実感するような気がします。 あいかわらず、鴬はよく啼いています。素晴らしい声ですが、啼き方がちょっと変。「変な啼き方をする鴬が1羽いる」と噂になるほどです。何だかとても平和な境内です。 お 互 ひ が こ ん な と こ ろ に か た つ む り 小檜山繁子
宝蔵の裏や横の紫陽花の大半は、去年、挿し芽した小株を植え付けたものです。それが急に大きくなって花を咲かせたものですから、雨が降るとその重みに耐えきれず、たくさん花を地面に付けるほど垂れ下がってしまいました。 来年のためには、早く剪定や整枝をして新しい芽を出させ、花芽を付けてもらわなければいけません。今なら早いほど花芽が充実しますので、倒れている花を見ると切りたくて仕方ないのです。でも、切るには忍びないほど、まだきれい・・・。 きれいな花を見ながらも、「早く切らなきゃ」というジレンマに陥っているなんて、この心、誰そ知るらむ。
先週よりも花数も、咲いている種類も増えた木槿。暑い盛りに、清々しい気持ちにさせてくれる有り難い花です。 数年前、総門前に松の木と交互に植わっていたものを、‘共倒れ’を避けるために門内の駐車場脇に植え替えました。そのリスクもあって2本ほどが枯れたので、新しい品種も含めて数本を植え、バックヤードにもまだ数本の苗が取り置きしてあります。小さい木でも、蕾をいっぱい付けて開花するのを待っているのが、けなげに思えます。 今朝、小木の細い枝に咲かせた大輪の花は、いっぱい付いた雨粒の重みに耐えかねて、枝はひん曲がり、頭を垂れたような状態になっていました。枝にしては、花が大きすぎます。日当たりの悪いバックヤードでは、ひょろ高くしか苗が育たないのです。 その点、総門のところは日当たり抜群! 根はしっかりしているので、花期でも植え替えには耐えられます。問題は、水の管理ができるかどうか。特にお盆の間が心配です。 「定植しようかなぁ・・・でもなぁ、ちゃんと水やりをしてくれる保証はないし・・・」と、これまたジレンマに陥っています。やるなら、梅雨の間の「今でしょ!」 梅雨空のようにジメジメ決断の付かない今日この頃です。 7日は「小暑」。七夕は、国立天文台のオススメの通り、旧暦7月7日に。その日までに、「1年に1度逢えるなら、誰に逢いたいだろう?」か、考えておこうっと! あ ぢ さ ゐ の 毬 の 中 な る 隠 れ 毬 鷹羽狩行
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