6/7版
雨乞いをしたいような晴天続き。週間予報を見ても、雨マークはずっとありません。
ここ数年頑張って増やした紫陽花は数十種類、数百本。実に漠然とした表現でスミマセン。その並んでいる姿を見ると、隣同士でも、クタッとうなだれている株があるかと思えば、シャキッとしている株もあります。人間ではないので、‘気力’次第というわけではありませんが、どうも水切れに強い種類や弱い種類があるようです。 今日は、あまりにうな垂れているその姿が可哀相だったので、軽トラックにバケツを積んで、水をやってまわりました。水はサッと地面に吸い込まれていきました。先日など、乾いた地面が音を立てましたからビックリ。でも、いくら水をやっても、雨にはまったく敵いません。夕立でもいいから、早く降ってください! いま盛りの山紫陽花に続いて、‘普通’の紫陽花も咲き始めてきました。見頃はまだまだこれからです。
といっても、まだ5輪以下。毎年早く咲く枝があるので、その枝を目を凝らして探した末、やっと確認した開花です。 お参りの人に、「ほら、その枝の先に咲いているでしょう?」と教えてあげても、「えっ、どこですか?」となかなかわかっていただけないような状態です。でも、明日にはたくさん開花するでしょう。見頃は来週半ば以降です。 開花が進むと蜜蜂たちがやってきます。風向きによってはかなり離れてても花の香りがしてきて、香りによって開花を知ることもあるほどです。 花が咲くその樹下に入ると、何万という花に包まれて、パワーが全身に伝わってくる気がします。こんなに元気をもらえる花は他にはないでしょう。といっても、それぞれに花はごく小さく、色も控えめなクリーム色。決して派手で目立つ花ではありません。小さな花の結集したエネルギーが、元気を与えてくれるのだと思います。 ぜひ、お越しになって、菩提樹の花に包まれてみてください! も し か し て 菩 提 樹 の 花 こ の 匂 ひ 飯島晴子
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