2/8版
立春を過ぎ、日が長くなっていくのを実感できるようになってきました。
その後、6時半頃から雪が頻りに降り始め、屋根の上などは見る見る白くなっていきました。雪はそれだけ。本堂の裏の苔の部分などは地面も白くなっていましたが、全体的には屋根などがうっすら白くなった程度でした。 節分頃の寒さが、ちょっと遅れてやってきた感じでしょうか。最高気温は2.9度でした。一度寒さが弛んだ後の厳しい冷え込みは、ちょっと堪えました。 でも、この寒さ、ボクは嫌いではありません。寒くて肩が凝るし、トイレは近くなるし・・・でも、凛とした感じが好きです。 青 空 が 見 え て 気 抜 け す 春 の 雪 吉沢紀子
今朝は六阿弥陀巡りの日だったので、早朝からお勤めが忙しかったのですが、その合間に一瞥した随縁の庭が美しかったので、カメラを取りに行ってまで写真を撮りました。 随縁の庭の砂紋を見るには、今日のようなほんのわずかな積雪が好都合です。 「もう少し雪をかぶったほうがいいなぁ」というのは、お地蔵さんたち。この冬には、そんな雪の降る日がありませんでした。残念ですが、雪が降って喜ぶのは子供たちやカメラマンたち。ボクも、暇な日だったらいいですが・・・。
これから日を追って花数が増えていくでしょう。鐘楼に昇ると、甘い香りに包まれるでしょうか? そこまではいかないまでも、早春の水仙、4月末の八重桜、梅雨頃の紫陽花と、鐘楼に行く楽しみが増えました。 境内に何かを植える時は、必ず「盗られないだろうか?」ということを考えます。「花泥棒は罪にならない」などというのは勝手な理屈で、用意周到な、根こそぎ盗ってくような輩は十分な窃盗犯だと思います。 鐘楼の近くに、今度また別の花の球根を植えます。盛夏に咲く鮮やかな花です・・・日当たりが良くない場所なので案じていますが。 やはり、「盗られるかも」と案じていますが、まずは皆さんに楽しんでいただくことが先決。どうかお楽しみに! 今日は光が当たっている苔の色を見て、浅い春の訪れを実感しました。光の色が違ってきていますね。これからはそう思う機会が増えるでしょう。 まだまだ寒い日が続きますが、植物たちはもう動き始めましたよ! 待 春 の 心 が 先 に 歩 き を り 稲畑汀子
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