8/17版
お盆が終わった今日も、暑〜い日となりました。日はガンガン照りつけ、蝉はうるさいほどに鳴き、真夏のような日。最高気温は37.1度まで上がりました。
京都3大祭(葵祭・祇園祭・時代祭)に五山送り火を加えて、京都4大行事とも呼ばれる大きな行事で、時代祭を除く3つは宗教的な意味合いを持っています。 真如堂ではこの送り火にあわせ、本堂で精霊送りの法要を行って、本堂前に灯ろうを「大」の字に並べて精霊を送ります。 以前は本堂脇の池に灯ろうを浮かべていましたが、池の漏水がひどくて水位が保てず、また灯ろうがクルクル回っているだけで、あまり印象も良くなかったので、2008年から現在の形に変えました。 今日と同じくカンカン照りの本堂前の白砂の上に、99基の紙製の灯ろうを配置する作業は熱中症になりそう。大文字の火床は75基なので、始めた当初はその数で試してみましたが少しさみしく、試行錯誤して99になりました。数に意味はありません。 7時半からの本堂での読経に併せて灯ろうを点しましたが、法要が終わる頃には参列者はほとんどおられません。参列された方々は、お焼香をした後、本堂の回廊から「大」をご覧になったり、ご自分の献灯された灯ろうを見に行ったり、8時から点る如意ヶ岳の「大」を拝したりして、お盆の最後の時を過ごしておられました。 ボクにとって長かったお盆も、この行事をもって終わりました。 い ま 点 け し 炎 色 た ち ま ち 大 文 字 角川照子
成長が早いのと花の少ない時期に咲いてくれるのとで、今年、たくさんの酔芙蓉を植えました。昨年買った苗を大きく育てて定植したのです。 苗には、一重、八重、くす玉の3種がありました。合計10数本植えましたが、そのうちの八重の1本が先陣を切って咲き始めました。 他の株にもたくさんの蕾が付いていますので、これから順次咲いてくれるでしょう。 同じ大きさの苗を植え、同じように水や肥料を与えても、大きさや花付きにかなりの差が出てきました。日当たりの善し悪しの影響です。「こんなにも差が出るんだなぁ」という程。陽の光が植物にいかに大切かを思い知らされます。「暑い」と言っていては申し訳ないかも知れません。
同じ袋に入った種を蒔いて、無作為に植え付けをしたのに、西側の3/5はヘブンリーブルーとは違った紫色の色の花が咲き、葉が枯れ上がっています。東側の2/5は葉も元気で、花はヘブン色。 まったく原因がわからず、お手上げ状態です。西側だから、西日が極端に強いというわけでもないのです。毎朝見ては、ため息をついてしまっています。せっかく、真如堂の‘名物’にしようと思っていましたのに・・・。 本番はこれから。どのようになっていくか注視しながら、来年の対策を考えましょう。 夕方から、ずっと雷がゴロゴロ鳴っています。今年のお盆は雷雨に泣かされましたが、天気が急変したり、不安定な空模様の日が多い気がします。 まだまだ熱中症にもご注意くださいね。 山 裏 に 大 鬼 遊 ぶ 稲 光 小島 健
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