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雨のしと降る、寒さの少し弛んだ日でした。
今回は、今日と26日に各100人ずつ、東京から日帰りで来られます。今日の参加者には女性も多く、傘の色もカラフルでした。 新入社員といっても、もうほぼ1年間、企業人として働いて来られているので、例えば5月頃に来られる新入社員とはまるで雰囲気も違います。 本堂でスクリーンを使いながら寺の歴史などについて説明、同銀行の創業者の墓参など、普段の研修とはまた違った時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。 ただ、今日は寒さも弛んでいたといっても、普段空調の効いたところで過ごしている人にとっては、ちょっと堪えたかも知れません。それもまた印象に残るでしょう。将来、プライベートに訪ねてくれて、「ここで研修したなぁ〜 寒かったなぁ〜」と思い出してもらえると嬉しいのです。 寒 の 雨 枯 れ た る も の の 華 や げ り 右城暮石
今日は、既設の配管に新たに敷設する配管を繋ぐための分岐口を設ける作業です。 困ったことに、折角掘った穴は昨夜からの雨で水浸し。雨が上がっても水が引く気配が全くないので、先ずはポンプを使っての水抜き作業から。 真如堂の土壌は粘土質で、雨水がしみ込んでいきません。植木屋さんに土壌改良などをやってもらっていますが、その成果は? 掘った穴を見ていると、境内の手入れの参考になることがたくさんあります。 今日は工事現場を行ったり来たり。穴に入りたいなぁ〜 ユンボを貸して欲しいなぁ〜
墓地の一角、誰もお参りする人がないお墓へ行くと、どんぐりがビッシリと落ちていました。何千という単位ではありません。何万個でしょう。もし集めるとしたら、箒で掃き集めるしかないような数です。 以前、「どんぐり銀行」の支店が京都にあって、ボクもそこに‘口座’を持っていました。拾ったどんぐりをそこにに持っていくと、どんぐり1個を1D(ドングリ)として‘貯金’ができ、払い戻しの時にどんぐりの「苗木」と交換してくれました。 一面に広がるどんぐりを見て、「いったい‘いくら’になるだろう?」と思いました。でも、すぐに「これを拾うのは腰によくないなぁ」と思って退散しました。 滋賀県の長浜で「盆梅展」が始まったというニュースを、今日見ました。樹齢何百年という梅の古木が並ぶ盆梅展がボクは大好きです。同じ頃、長浜の大通寺では「あせび展」で行われ、大きな馬酔木の鉢植えがズラリと並べられます。 「そうだ、境内の馬酔木はどうかな?」と見に行きましたが、先週と変わらず、蕾はまだ固いままでした。早い年だと、もうそろそろ咲き出してもおかしくないのですが、今年はもうしばらくかかりそうです。 しばらくは、防災工事の穴掘りが境内各所で行われる、例年と違った寒中の境内。凜とした雰囲気の中の散歩もいいですよ! 団 栗 の 土 に 還 ら ん ひ と り ご と 吉本 昴
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