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                 晴れるの? 降るの?       マウスを載せれば写真が変わります

 台風一過の秋晴れを期待していたのですが、朝起きてみると雨。東京などでは、昨日あれだけ大荒れだったのに今日は晴れていると、テレビでは伝えていました。
 雨は9時頃には上がり、スッキリはしないものの、時々晴れ間が見え隠れするようになりました。
 それを待ちかねていたかのように、お彼岸の墓参の方が次々と来られるようになりました。
 台風の風雨はそれほどでもなく、多少風が強い程度だったのですが、お墓参りをするのは大変。お線香も雨で消えてしまいますし、傘を差しながらでは掌も合わせられません。昨日・一昨日の墓参を断念した人が、今日、お参りになりました。
 でも、どんより曇りがちで時おり時雨れたり、青空が見えたかと思ったら音を立てるほど雨が降ったりで、結局傘が手放せない1日でした。




       雨   傘   を    杖   に   日   傘   に    秋   彼   岸        江崎成則






             秋ですねぇ〜          マウスを載せれば写真が変わります
 今日は最高気温も25度の予報。湿度は高いですが、過ごしやすい日でした。昨夜など涼しすぎる。「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よくいったものです。
 境内の様子は、先週とそれほど大きくは変わっていません。
 萩は少し咲進んだでしょうか? 見頃はもうしばらく先です。彼岸花は咲き終わっているものもあれば、今頃になって花軸があがってきているものもあります。
 境内をぐるっと一回りしても、秋を満喫するというにはほど遠い感じです。
 少し前、真如堂を萩の名所としてタウン紙に紹介したいというので、お断りしました。「名所」といっていただくほど萩はありませんし、日陰にある株などは花が咲かないこともあって、あまり期待して来ていただくと困るのです。来てみたら、「あっ、萩が咲いていた」程度が頃合いです。

     「盗人」とは人聞きの悪い / 酔芙蓉も‘酔わなく'なりました   マウスを載せると写真が変わります
 それに、中高年の「歩こう会」などが大挙して来られるのは、困りものです。「近頃の若い人は・・・」などと言いますが、マナーの悪いのはむしろ概して中高年。注意して逆ギレされるのも中高年です。
 境内の秋の気配をゆっくり楽しんでくださるのならいいのですが、団体でドッと来てガヤガヤ騒ぎ、本堂に掌も合わさずにトイレだけ使って帰って行かれるのがほとんど。他の方にも迷惑ですし、寺としても有り難い「ご縁」だとは言えません。
 これからしばらくは、そういう団体が増える季節でもあります。トホホ・・・。


         今日の収穫は71! / 廊下にひっそり、藤袴    マウスを載せると写真が変わります
 今朝、境内を‘点検’していたら、マテバシイの実がたくさん落ちているのに気が付きました。毎年、「まだかな? まだかな?」と見に行くのに、今年はうかつでした。
 ボクは、「大砲どんぐり」と呼んでいるこの実を見ると、拾わずにはいられなくなるのです。それほどの実が落ちているのに気が付かなかったのが、うかつだったのです。
 これから毎朝、一つ残らず拾う作業が始まります。拾ったどんぐりは、少しは笛などにしたり、人に差し上げたりしますが、ほとんどは虫が入ってしまいます。それなのに・・・。
 藤袴の鉢を、本堂から書院に行く渡り廊下に並べました。今年は、出来がよくありません。あまり育っていませんし、花も少ないのです。露地に植えたものは、さらに不調です。
 来週には「守ろう!藤袴プロジェクト」の会から、藤袴の鉢植えが届きます。本堂の前などに並べますので、ご期待ください。
 さぁ、今年もアサギマダラが来てくれるでしょうか? 来てちょうだい!!




     草  の  実  や   ひ  と  り  で  歩  く  こ  と  が  好  き         山本あかね