9/22版
台風一過の秋晴れを期待していたのですが、朝起きてみると雨。東京などでは、昨日あれだけ大荒れだったのに今日は晴れていると、テレビでは伝えていました。
境内の様子は、先週とそれほど大きくは変わっていません。 萩は少し咲進んだでしょうか? 見頃はもうしばらく先です。彼岸花は咲き終わっているものもあれば、今頃になって花軸があがってきているものもあります。 境内をぐるっと一回りしても、秋を満喫するというにはほど遠い感じです。 少し前、真如堂を萩の名所としてタウン紙に紹介したいというので、お断りしました。「名所」といっていただくほど萩はありませんし、日陰にある株などは花が咲かないこともあって、あまり期待して来ていただくと困るのです。来てみたら、「あっ、萩が咲いていた」程度が頃合いです。
境内の秋の気配をゆっくり楽しんでくださるのならいいのですが、団体でドッと来てガヤガヤ騒ぎ、本堂に掌も合わさずにトイレだけ使って帰って行かれるのがほとんど。他の方にも迷惑ですし、寺としても有り難い「ご縁」だとは言えません。 これからしばらくは、そういう団体が増える季節でもあります。トホホ・・・。
ボクは、「大砲どんぐり」と呼んでいるこの実を見ると、拾わずにはいられなくなるのです。それほどの実が落ちているのに気が付かなかったのが、うかつだったのです。 これから毎朝、一つ残らず拾う作業が始まります。拾ったどんぐりは、少しは笛などにしたり、人に差し上げたりしますが、ほとんどは虫が入ってしまいます。それなのに・・・。 藤袴の鉢を、本堂から書院に行く渡り廊下に並べました。今年は、出来がよくありません。あまり育っていませんし、花も少ないのです。露地に植えたものは、さらに不調です。 来週には「守ろう!藤袴プロジェクト」の会から、藤袴の鉢植えが届きます。本堂の前などに並べますので、ご期待ください。 さぁ、今年もアサギマダラが来てくれるでしょうか? 来てちょうだい!! 草 の 実 や ひ と り で 歩 く こ と が 好 き 山本あかね
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