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                 曇り後雨のち晴れ         マウスを載せれば写真が変わります

 新潟県と福島県など、各地で記録的な豪雨にみまわれています。ゴウゴウと流れる濁流の映像を見ていると、3月11日の津波のことを思い出さずにはいられません。
 今年は天変地異の年なのでしょうか?
 京都南部でも、28日には激しい雨が降りました。今日の午後も市内各所で一瞬土砂降りになりましたが、あっという間に上がって薄日が差し、まとわりつくような蒸し暑さの夕方となりました。
 各所でのゲリラ雨など不安定な天気が続いていますが、この天気はあまりにも早過ぎた梅雨明けの反動のようにも思えてきます。暑いのは嫌ですが、「太平洋高気圧、しっかりしろ!」と言いたい気分です。



            一気に進む庭の剪定      マウスを載せれば写真が変わります
 境内のあちらこちらから、エンジン音が聞こえて来ます。植木屋さんです。
 お寺はお盆前に植木屋さんに剪定を頼むことが多いのです。新芽が伸びるのも一段落していますし、お盆にたくさんの方が来られるのに備えて綺麗にしておこうということもあり、7月末に集中します。
 自坊はもう済みましたが、3日前から総門前近辺、そして昨日今日は本坊書院の庭の剪定作業が行われ、8人の職人さんが、草刈り払い機、ヘッジトリマー、ブロア、噴霧器などのエンジン機器が同時に何台も使うものですから、かなり賑やかでした。
 これまで「涅槃の庭」の生垣越しに、隣家のテレビアンテナが見えていましたが、完全地デジ化を機に、VHFアンテナを撤去して高さを下げさせてもらいました。地デジのアンテナは、剪定して背の低くなった生け垣越しでもほぼ見えず。よかったぁー。
 剪定の済んだ庭は涼しげで、夏にピッタリ! でも、請求書がコワイ・・・。




       剪   定   の   枝   落   ち   猫   の   走   り   け   り          岩田鮎太

春の句ですが



                 うわぁー 空蝉だらけ…       マウスを載せると写真が変わります
 「今年は蝉の声が小さい」と言う人もいます。そういえば、蝉の声が「うるさい」と思ったことは、今年はまだありません。
 暑いのが好きなクマ蝉が増えているのは、声を聞いただけでもすぐにわかります。ボクの子供の頃はアブラ蝉が多く、クマ蝉を捕まえたらすごくうれしかったものです。用心深く、数も少ないツクツク法師は、なおさらでした。
 ヒグラシも早くから鳴いています。今日、東山の山中を車で通ったら、ヒグラシの大合唱でした。
 ヒグラシというと、朝夕に響くもの悲しげな声や晩夏をイメージします。俳句では、秋の季語にもなっています。
 「えっ、もう鳴いているの!」と思いましたが、調べてみたら、地域にもよりますが6月下旬から9月中旬まで鳴くのだとか。その声ゆえに、勘違いしていたのかも知れません。
 本堂前の菩提樹の葉っぱには、折り重なって羽化したかのような、たくさんの蝉殻が付いていました。漢方薬屋さんに言ってあげたら喜ぶかも・・・「蝉退」には解熱、鎮静の効能があるそうですから。


        絶不調のヘブン。頑張れ! / 夕涼みするミーコ   マウスを載せると写真が変わります
 「今年は変」といえば、茶所前のヘブンリーブルー。去年だったら葉が生い茂り、もう間もなく咲き出そうというところ。今年はご覧のような状態です。
 今朝も、通りがかった人に、「今年はどうしたのですか?」と言われてしまいました。ホント、どうしてしまったのでしょう・・・。
 最初に植えた苗は大きくなり始める頃にほとんどが枯れてしまいました。犬のオシッコ説、猫のウンチ説、ウイルス説、肥料過多説、殺虫剤起因説など議論百出ながら、結局原因不明。土を入れ替えて、新しい苗を探し回って植えたり、「時季外れ」と言われつつ種を蒔いたりして、ようやくここまで来ました。
 はたして咲いてくれるのかどうか・・・期待薄です。例年のような真っ青な‘壁’になるのは無理でしょう。毎日、見に行っては落胆しています。
 盛夏の境内に、毎日次々と咲くのは木槿むくげ。緑がちの中、有り難い赤やピンクの花です。
 7月ももう終わり。いよいよお盆がやってきます。皆様方もご自愛ください。




     空   蝉   の   い   づ   れ   も   力   抜   か   ず   ゐ   る         阿部みどり女