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                 空は真っ青、木はモクモク         マウスを載せれば写真が変わります

 「灼熱地獄」というのは大袈裟すぎますが、とにかく「熱い」日が続いています。
 今日の最高気温は35.8度。35度を巡る攻防が、連日、繰り広げられています。
 ここ1週間、雨は降らず、照りつける日差しの中、境内はカラカラに乾いてしまっています。来週19日から20日にかけて、ようやく雨に恵まれるかも知れないとか。雨が待ち遠しくてしかたありません。
 出控えたくなるようなこの暑さでは、境内を訪れる人もわずか。拝観者がわずかに1桁という日もあります。
 一方、京都の市街地ではいよいよ祇園祭が佳境に入り、鉾や山が並ぶ通りは、昨夜から歩行者天国となっています。
 今年は曜日の巡り合わせがよく、例年よりも多くの人が繰り出すだろうと言われていますから、身動きも取れないような状態になるのは必至です。

            彫りが深く見える夏のもみじ      マウスを載せれば写真が変わります
 市街地の暑さは、夜でも相当のものでしょう。その上すごい人混み。そんな状態を知っている地元の人は、若い人を除いて、祇園祭にはあまり行きません。「宵山行かれますか?」とお聞きしても、「いいえ! あんな暑くて人混みには行きません」という人が大勢です。
 ガランとした境内にいると、祇園祭などどこ吹く風。緑陰の心地よさには捨てがたいものがあります。
 でも、今日はベンチで横たわる人の姿さえ見えない日でした。




    力   無   き   あ   く   び   連   発   日   の   盛   り           高浜虚子






             蓮って素晴らしいなぁ〜         マウスを載せると写真が変わります
 自坊の蓮が咲き始めました。
 あまりにも綺麗なので、「蓮が咲きました」「蓮が咲いていますから、どうぞ」などと、いろいろな人に声を掛けています。
 蓮の花は4日間で咲いて散っていきます。1日目は、少し花弁が開き、また蕾に戻っていきます。2日目は満開になり、そしてまた蕾の状態に戻ります。3日目はさらに最大に開き、完全には閉じられるに夜をむかえます。そして4日目。完全に開き散っていきます。
 今日は1日目、2日目、3日目、それぞれの蓮の花が見られました。それぞれに美しく、また早朝から次第に開いていく様子を見ているのも 、‘生きている'ということが如実にわかって、情趣が感じられます。
 暑い盛りに、あんなにも大きな花が凜として咲いている様子には、心を洗われる気がします。蓮、大好きな花です。


             木槿の競演 夏盛り        マウスを載せると写真が変わります
 総門内の木槿むくげがよく咲いています。
 10種類ほどが植わっているのですが、どの木も花を咲かせ、一重、八重、白、赤紫、ピンクなど、いろいろな花が楽しめます。
 夏が得意のはずな木槿も、シャキッとした花を咲かせるためには、たっぷりと水が欲しそう…。少し花がいじけているように見えます。
 緑濃い盛夏の境内に花を見つけると、心に水を得た気がして潤いますが、木々たちはイメージではなく、本当の水を欲しがっています。雨、早く降ってくださぁ〜い。
 皆さん方も、たっぷりと水分を補給なさってくださいね。どうか、ご自愛ください。




     歩   を   ゆ   る   め    木   槿   の   花   の   白   感   ず          村越化石