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最高気温28.6度の暑い日でした。気象データーでは、朝8時から17時までの日照時間は、ずっと毎時「1.0」。つまり、日が陰ることはまったくなかったということ。まさに快晴です!
ベンチで寝転がっている人もいました。 緑は先週よりもさらに色が濃くなりました。でも、まだ「新緑」。蚊も飛び始めましたし、毛虫なども姿を見せるようにはなりましたが、まだそれほどではありません。 つつじも終盤、長い間咲いていた馬酔木も終わりました。一つの季節が終わり、次の季節へと移ろっていく時かも知れません。 新 緑 に 吹 き も ま れ ゐ る 日 ざ し か な 深見けん二
滅多に登ることはないので、カメラを持参。屋根の上をあちこち移動しながら、‘記録写真’をパチリ! いつも下から眺めているもみじを上から俯瞰するのには、また違った趣がありました。 それほど面白い光景はありませんでしたが、ゆるやかな勾配の広い屋根の上では、ゆったりのんびり過ごせます。ここから大文字の送り火を見るのもいいでしょうねぇ。 大文字山の山肌が、椎の木の新芽の色に覆われて、ボコボコとしていました。 椎林の拡大は、ガスや電気の普及に伴って柴刈りなどをしなくなったことや松枯れによって、ここ50年で急速に進みました。最近では、環境を守るために椎の伐採作業などが行われています。
本堂前の菩提樹も蕾がはっきりとしてきました。あと3週間ほどで見頃を迎えるはずですが・・・。 明日は「小満」。 小満とは、万物が次第に成長して一定の大きさに達して来る頃。秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)するという意味だそうです。二十四ある節気の中でもあまり目立たない存在ですね。 新芽の伸びが一段落したら、刈り込み作業が忙しくなってきます。草木の匂いに包まれながらの作業も気持ちがいいものですが、毛虫たちも若い葉が大好きなので困ります。 新緑が美しくて爽やかな季節が行ってしまわないうちに、思う存分お楽しみくださいね! 押 さ へ て も ふ く ら む 封 書 風 薫 る 八染藍子
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