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連休の合間のウイークデイ。曜日などあまり関係ない生活をしているボクにとって、休日であろうが平日であろうが、大して変わりません。
もみじの新緑の色、桜の新緑の色、樫の木の新緑の色、皆それぞれ違います。 『阿弥陀経』というお経の中に、極楽浄土に咲く蓮の花のありさまを語った「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」という部分があります。青い花は青い光を放って輝いている。黄色い花は黄色い光を放って輝いている。赤い花は赤い光を放って輝いている。白い花は白い光を放って輝いているということですが、それぞれ花がそれぞれの光を発している、つまりそれぞれがそれぞれに素晴らしい、オンリーワンだということです。 新緑の木々を見ていると、まさにその通りだと思えてきます。 初 夏 の 木 々 そ れ ぞ れ の 名 の 眩 し 村上鞆彦
小さな種に気が付かない人も多いので、「これがもみじの種ですよ」と教えてあげることもよくあります。「へぇー 初めて見ました!」と喜んでくれる人もあれば、「そんなこと、興味ない」という方もおられます。 花の木の中には、もう種を降らし始めた木もあります。種は‘翼’を含めると2センチ以上あり、本格的に降り始めると、それは壮観です。次々と楽しみが絶えません。 立夏を迎えても、境内の新緑の本番はまだまだ続きます。連休もあと2日。境内のベンチでお弁当を食べながら新緑を満喫されてはいかがですか?
日当たりが悪いと花付きが悪いつつじ。大きくなっていてもぜんぜん花が咲かない木もあります。かといって、陽の光を遮っている木の枝などを切るわけにもいかず・・・。あっちを立てればこっちが立たずです。 同じような半日陰でもよく咲いてくれるのが 八重桜や藤の花は終わり、今はつつじ、シャガ、馬酔木、皐月などが咲いています。もうすぐ、ナンジャモンジャや卯木なども咲いてきます。 花の季節から、新緑の季節、風薫る季節へと次第に移っていきます。紅葉もいいですが、若緑も本当に素晴らしいですよ! あ ら た う と 青 葉 若 葉 の 日 の 光 松尾芭蕉
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