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この写真をご覧になったら、「今日の京都はとてもいい天気だったのだなぁ」とお思いになるでしょう。
といっても、咲いているのは三重塔脇の枝垂れ桜がわずかに3輪だけ。染井吉野はもちろん、縦皮桜もまだ咲いてはいません。 それでも天気予報では、今年の染井吉野の開花は平年並みか平年よりも少し早いと予測していて、京都市では3月29日と平年よりも2日早め。もっとも、去年よりは10日遅め。去年が異常に早かったのですね。 今日は境内の会館で、桜の開花を見込んだ同窓会が行われていましたが、幹事さんは出席した皆さんから責められていたそうです。 真如堂の境内で染井吉野が咲き出すのは30日頃。満開は4月8日頃になるのではないでしょうか。 桜ももちろんきれいですが、今からしばらくの間見頃を迎える「花の木」の花も見逃せません。 境内には10本ほどある「花の木」ですが、雌雄異株なのと、微妙に種類が違うのか、花の咲き具合や時期も多少違っています。 境内にお越しになって、枝先に見慣れない紅い新芽のような花のようなものが付いていたら、それがたぶん「花の木」です。陽の光に透かして見ると、なお一層花の色がきれいです。お見逃しなく!
今年になってから、「太郎冠者」「桃太郎」「紅妙蓮寺」など、10種類ほどの椿を新たに境内に植えました。まだ小さな株ですが、数年先のこの季節が楽しみです。 この他にも、境内はいろいろな花でいっぱいになってきました。 今が盛りの 本堂では、修復なった大涅槃図が、4月4日の午後3時過ぎまで特別公開されています。桜と大涅槃図をご覧いただける来週末は‘お得’です! ぜひ、お参りください。 花 よ 花 よ と 老 若 男 女 歳 を と る 池田澄子
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