2/11版
朝は雪、午後からは時おり青空が覗く日となりました。
3連休の初日。‘無理矢理作った’連休ではなく、‘自然な’連休です。 まったくの余談ですが、今日は「建国記念日」。神武天皇が即位したとされる日ですが、旧暦では元旦なのを、明治時代の新暦改訂に合わせて西洋の暦に換算したところ2月11日になったというだけの根拠で決められた祝日だそうです。今ではテレビでも今日が建国記念日だということをほとんど言いません。それも変な話です。 もとい! 大雪が降るという予想でも、たくさんの人が連休を利用して旅行をされているのでしょうね。境内の人影も普段よりはずっと多目でした。 午後から晴れてよかったですねぇ! でも、雪も綺麗でしたよ! 春 雪 の と ま り し 肩 を た ゝ き あ ふ 石橋秀野
厳冬期の野鳥たちは食べる物にかなり窮しているのでしょう、今日はたくさんのヒヨドリがやってきました。 見ていると、ボスのような存在のヒヨがいて、餌台に自分以外の鳥が来ないように陣取っています。それでも飽きたらず、時おり、回りの木に留まっているヒヨを襲撃に行くのですが、その間に5羽ほどのヒヨがワァーッと餌台にやってきて餌を啄みます。それを見て、またボスが帰ってきて、その鳥たちを追い払う・・・。そんな光景が飽きもせずにしばらく続いていました。 自坊の餌台には、メジロやスズメ、カラスなどもやってきます。メジロは本当に可愛らしいですねぇ。ヒヨドリはちょっと憎たらしいです。 猫たちは相変わらず日向ぼっこ。どこがあたたかいかを本当によく知っています。ボクも横で昼寝させて欲しいです。
自坊前の紅梅・白梅、本堂北側の馬酔木、元三大師堂前の寒椿など、見頃のものやこれから見頃を迎えるものがありました。ゆっくりですが、春の訪れを感じます。 茶所の横にある去来句碑の回りの苔をふと見ると、水滴がいっぱい付いていました。午前中の雪が溶けた水滴でしょうか? 苔の中から出てきた水分でしょうか? とても綺麗でした。 さて、梅のたよりも聞こえてくるようになりました。 「天神さん」」で知られる菅原道真公をまつった北野天満宮の梅園が、今日、開園したそうです。 京都府立植物園によると、「今年の梅は、寒さの影響で開花が遅れ、来月上旬が見ごろではないか。寒い日が続くと、さらに遅れるだろう」とのこと。本格的な春の訪れも例年よりは少し遅れるのでしょうか? 朝、明るくなってくるのが日に日に早まり、夕方、日が暮れるのが遅くなってきて、確実に季節が移ろっているのを感じます。まだまだ冬並みに寒いですが、気分は勝手にもう春です!
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