10/22版
京都に都が置かれた約1100年間の時代装束を身に纏った約2千人、そしてそれを見物していた人たちには、暑すぎず、ちょうどよい気候だったかも知れません。火祭り見物は、ちょっと肌寒いかも知れません。 それにしても、時代祭が雨天順延になるとは、今日初めて道路規制の看板を見て知りました。 お祭りの影響か、今日は境内にも観光客の姿を多く見ました。道も2度聞かれました。観光をするにもいい気候になってきました。
今年は少雨や害虫の影響ですでにたくさんの葉を落とし、花まで咲かせている桜もありますが、まだまだ紅葉は進み、落ち葉を降らし続けています。長い間、ダラダラと散る桜葉はとても厄介でもあります。 もみじは、弱っているために極端に早く紅葉している木を除いては、まだまだ緑色の葉を風にそよがせています。 長い間、毎日たくさんの花を楽しませてくれたヘブンリーブルーもいよいよ終盤。それでも、いまだに50輪以上の花を咲かせています。 萩の花は終わり、これから葉が黄色く色づいてくるでしょう。いつ茎を切り取ろうかと、毎日眺めています。 暦の上ではもう晩秋。日も短くなって、どことなくさみしげな夕方、猫たちも人恋しいのか、勢揃いするようになってきました。本当は、闇に紛れて餌をやりに来る人を待っているのですが・・・。 好 き な 道 桜 紅 葉 の 頃 な れ ば 稲畑汀子
いま、あかのまんま(犬蓼)の花がたくさん咲いています。今日は写真を撮るのを忘れたのでお見せできませんが、皆さんのところでもよく咲いているのではないでしょうか。 ちょっと油断して草むらを歩くと、盗人萩の半月形の‘ひっつき虫’がいっぱい付きます。指でつまんで取ろうとしても、少し粘ついて、なかなかすっかり取りきれません。 実の形が盗人の忍び足の足跡に似ているからと付けられたこの名前。花は綺麗なのに少々気の毒ではありますが、‘ひっつき虫’のしつこさを思うと、ちょっといい気味です。 椿も咲き出しました。狂い咲きかと思っていましたが、この紅い花に続いて、白い花も咲き出しました。今から春まで、次々といろいろな椿が咲くのですね。 茶所脇の去来の句碑の横では、 ただ、ここに植えた石蕗は花軸が太く、花も堂々としていて、著しく風情に欠けています。横に咲いている貴船菊と比べると、いかにも‘野蛮’。もっと、か弱い女性のような株に植え替えようかしら・・・。植えてみないとわからないものですね。 23日は「霜降」。紅葉の季節が待ち遠しいですね。 遠 く ま で 行 く 秋 風 と す こ し 行 く 矢島渚男 |