8/5版
今日のニュースは、熱中症で倒れる人が続出していることや超高齢者の所在不明を繰り返し報じています。 西日本の7月下旬の気温は平年より1度高く、過去9番目の暑さだったとか。猛暑日は、京都市で8回記録されたそうです(平年4・4回)。 8月に入ってからも、焦げるような暑さは続き、毎日35度以上。最低気温でさえ27度を超えています。 これからしばらくの間もこの蒸し暑い日は続き、西日本では大気の状態が不安定になってゲリラ雷雨が発生する可能性が高くなるとか。これからはお盆の本番。大変な夏になりました。 境内は人影のみならず、蝉の声もちょっと少ない気がします。そういえば、鳥も…。犬の散歩も朝のかなり早い時間に集中しています。 散 れ ば 咲 き 散 れ ば 咲 き し て 百 日 紅 加賀千代女
暑い夏に百日紅の燃えるような紅はよく似合います。この花を見ていると、酷暑にも少しは肯定的になれそうです。 今は、毎朝、散ったこの花弁を掃除するのが日課です。掃除しても、掃除しても、またハラハラと散ってきます。 本当に百日間も咲き続けるのでしょうか? 百日は大袈裟だとしても、花期が長いのは事実。ずっと咲いているように見えますが、実は一度咲いた枝先から再度芽が出てきて 花をつけるため、咲き続けているように見えるのだそうです。 それにしても、この暑い時期を選んで花を咲かせるのはどうしてなのでしょうねぇ?
ハッキリしない書き方ですが、夕方、見に行ったら写真のような状態。これは蕾ではなく、咲き終わって萎んだ後? 近くにいた職員さんに、「あれっ! 咲いていましたか?」と聞きましたが、「咲いていたという人がいたような・・・」とハッキリしない答え。 今朝、この近くの木に潅水をしたのですが、茶所には朝の散歩の人がたむろしていたので、近づかなかったのです。蕾からして、咲くのはもう数日先と思っていたのですが・・・初咲を見逃すなんて、残念至極。でも、これから毎日次々と咲いてくれるでしょうから、大いに楽しみです!
最近は早朝からお盆の棚経に回っているので、ゆっくり境内の花を見ている余裕がありません。 昨日の朝、池を見たら、蓮の花が咲いていました。蓮の花は4日かけて咲いて散っていくのですが、昨日の咲き具合はどうも2日目の感じ。 昨日の朝、この蓮が咲くのを楽しみにしている職員さんに、「昨日から咲いていますか?」と聞いたところ、「蕾が膨らんでいました」と。 「もう閉じているだろうなぁ・・・」と今日の夕方見に行ったら、花弁は開いたまま。明らかに3日目の咲き方です。3日目は閉じることができず、4日目にパッと散っていくのです。 ヘブンリー・ブルーにしろ、蓮にしろ、今は早朝か夕方以降にしか見られず、一番いいタイミングを逸してしまっています。 蓮はもう一つ蕾がありますし、ヘブンはこれから毎日見られます。こんな暑い盛りに花を咲かせてくれる、百日紅、木槿、蓮やヘブンに感謝感謝です。 7日は立秋。少しでも初秋の兆しが現れてきますように・・・。 一 つ づ つ 夕 影 抱 く 蓮 か な 高浜虚子 |