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平戸つつじ
   昨日22日の最高気温は29.7℃。29.7℃は18日に続いて今年2回目。7月上旬並の気温でした。
 道行く人も、日傘を差したり、Tシャツ姿だったりとすっかり夏の様相。いきなり襲ってきた暑さに、クラクラしました。
 夜半から朝にかけて雨になり、今日は昨日ほど温度は上がっていませんが、蒸し暑さを感じます。
 明日24日の予想最高気温は一転して15℃と3月下旬並。霜注意報まで出ています。また、薄いセーターが必要かも知れません。
 3日間に3月から7月までの気温、15℃から30℃までを行き来する、実に酷な晩春のお天気です。
 そんな不順な気候と相まって、木の芽時から5月の連休頃まで、筍が出回る季節は、ホルモン代謝などの関係からも、体調を崩しやすい季節。吹き出物、イライラや不眠、血圧の上昇、精神的不調、女性の生理不順などを起しやすいそうですよ。ご用心下さい。

       晩  春  を   ヌ  ー  ド  気  分  の   マ  ヨ  ネ  ー  ズ       小枝恵美子



黒谷に通じる参道

 境内の緑も濃くなってきて、つい3週間前には桜が咲いていたことを忘れてしまいそうです。
 もみじの花もそろそろピークを過ぎてきました。枝から赤みがなくなると、いっそう緑が濃く感じられていきます。
 いち早く毛虫も姿を見せました。まだまだ柔らかい新葉は、さぞかし食べやすく美味しいでしょう。
 藤の花は、あっという間に散ってしまいました。何とも勿体ない話です。
 平戸ツツジは、いまが満開。
 先日、お隣の黒谷の墓地から4千本のツツジが植わっている蹴上浄水場のツツジの様子を偵察しました。見通し距離で約1キロありますが、開花具合がなんとなくわかるのです。赤やピンクの色が見え、まだ満開ではありませんが結構咲いているようです。
 今年の蹴上浄水場の一般公開は4/30〜5/3。霧島ツツジは見頃かもしれませんが、平戸ツツジは盛りを過ぎてしまっているかも知れません。

       春  の  空    人  仰  ぎ  ゐ  る   我  も  見  る       高浜虚子



本堂廊下と新緑

 今の時期、真如堂では大きな行事はありませんが、東山界隈の御隣山では様々な行事が行われています。
 南禅寺は、4月5日から18日まで、亀山法皇の700年御忌法要が営まれていました。
 南禅寺は、亀山法皇(1249〜1305)が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて、自らの離宮を禅寺に改めたことに始まります。
 また、それを記念して京都国立博物館をはじめとして『南禅寺展』が開催されています(京都国博4/6〜 5/16)。
 先日来、南禅寺近辺の諸処では、全国から参拝に来られる方々のバスを誘導する看板が見られました。

 今日、黒谷の前を通ったら、いつになく大型バスが10台ほど境内に止まっていました。「新選組かな?」とも思いましたが、何か様子が違います。「御忌ぎょきかぁ…」。
 先日来毎日、知恩院の大鐘の音がゴォ〜ンと低く響き渡ってきています。知恩院では、法然上人の忌日の法要「御忌」が18日から1週間勤められています。
 黒谷は、今日が御忌法要。黒谷の末寺の檀信徒の方々が参拝されているのでしょう。
 浄土宗の総本山は知恩院ですが、その他にも金戒光明寺(黒谷)・知恩寺(百万遍)・清浄華院、鎌倉の光明寺といった7つの大本山があり、かつてはそれぞれに本寺末寺関係があったようです(今は知恩院に統合)。

西雲院の牡丹
 今朝、黒谷を散歩をしていると、塔頭の西雲院さんでは牡丹の花が満開でした。
 法然上人は、比叡山・黒谷から下って西に向かって念仏を唱えられたところ、空に紫雲がたなびいたとか。その地がこの黒谷です(昔は「新黒谷」と呼ばれていました)。
 金戒光明寺(黒谷)の山号は「紫雲山」、ここ西雲院の境内には、その時に法然上人が腰掛けられたという「紫雲石しうんせき」を納めた小堂があります。
 今頃の牡丹、夏の蓮と、西雲院さんは花いっぱいのお寺です。

       牡  丹  散  り  て   打  か  さ  な  り  ぬ   二  三  片       与謝蕪村



本堂前で遊ぶ子ら 4/22

 暑くなってくると、条件反射的にビールを呑みたくなってくるのはボクだけでしょうか? 今日は「地ビールの日」だそうです。
 1516年4月23日にドイツ・バイエルンのヴィルヘルム4世が、「ビールは大麦・ホップ・水のみを使用すべし」という『ビール純粋令』を出したのに因んで、日本地ビール協会などがこの日を制定したそうです。
 京都伏見のお酒は全国的にも有名ですが、市内には地ビールを作っているところが2社あります。いずれも伏見の蔵元です。
 京都盆地の水の出口は京都盆地南端の1ヶ所しかなく、豊富な地下水を貯める天然ダムのようになっているため、そこに貯まる地下水量は琵琶湖の水量の8割ほどもあるそうです。
 京都の伝統工芸や京料理などと「水」は切っても切れない関係にありますが、地表の様子を見ていると、地下水がさまざまな化学物質に汚染されていないかと心配になります。もちろん、お酒やビールも水が命ですから…。
 地ビールには奇をてらったものもあり、なかなか美味しいものに出会いません。それに高い! いつもは発泡酒、今日ぐらいは地ビールにしてもいいかな。あっ、明日は寒いから日本酒の熱燗かな。ついつい呑むことを考えてしまいます……。

 来週から大型連休が始まりますね。どこかへお出かけですか? また旅の話などお聞かせ下さい。