11/22版
昨日の最高気温は22.2℃、最低気温は16.3℃でしたが、今日朝6時現在の気温は10.2℃、最高気温は13℃の予想です。今日の最高気温が、昨日の最低気温に達しないという、何とも寒暖の差の激しい毎日です。 今頃の時期は、まだ大陸の高気圧の勢力が弱く、移動性高気圧による小春日和、低気圧による冷たい雨、冬型の気圧配置による木枯らしが繰り返されるため、このような天気が繰り返されるようです。 明日の勤労感謝の日は、二十四節気の「小雪」。「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」(暦便覧)と、冷え込みが厳しくなって木々の葉も落ち、平地にも初雪が舞い始める頃ということです。明日の最低気温は4℃の予想で、今年一番の冷え込みになりそうですが、火曜日からはまたあたたかくなりそうで、雪なんてまだまだ。 今、紅葉しているのは本堂の前と北側。本堂の南側はそれより少し遅れ、本堂裏は少し色が変わってきた気配の木とまだ青々としている木が混ざっています。もちろん、木それぞれの個性と「体調」で、他よりぐんと赤くなっているもみじもあります。 カエデの紅葉は終息に向かい、多くの葉を落としています。 綺麗に紅葉しているもみじの葉に近づいてみると、葉先が縮れていたり、枯れ込んでいたりします。赤色も少し濁っていて、朝日や夕日で透かしてみるとすごく綺麗ですが、そうでない時は少しずんぐり黒ずんで見えたりします。 今日・明日の朝の冷え込みが、くすんだ葉をどれだけ澄んだ色にしてくれるでしょうか。澄んだ色になるならいいのですが、このまま落ちてしまうこともあり、賭のようなものですが…。 今日も外に出ないでおこうっと! 京都の今年の紅葉は、北の高雄などではもう終わりかけのようですが、三千院あたりではまだピーク前とか。 市内では、東福寺は綺麗だという声を聞きますが、先日夜間拝観に行った高台寺はまだまだでした。嵯峨野も綺麗らしいとメールの便りに聞きます。 見る人それぞれの主観もありますし、時間や天気も違うので一概には言えませんが、今年の紅葉は時期が遅い上に、どうやらハズレ。市内中心部の寺々のピークは、一般に今月末〜来月初めのようです。 このページも、綺麗な場面を切り取って掲載していますから、紅葉が最高潮のようにお感じになるでしょうが、毎年見ている目からすると、まだピークではないなぁ、今年はよくないなぁという感じがします。 それでも、十分綺麗ですよ。上げたり下げたり…。 道路の渋滞もここ10日ほどで顕著になり、移動するのに普段の倍以上の時間がかかることも珍しくありません。 特に、嵐山・大原・東山界隈の渋滞はひどく、東山のライトアップをしている寺院近辺は夜でも大渋滞です。 ガイドブックなどに「駅から○○分」などと書いてあるのは、普段の渋滞のない時の所要時間。秋のシーズンにはまったくあてになりません。 「知恩院から三十三間堂まで、バスで2時間かかった」「渋滞で新幹線に乗り遅れた」などという話はザラです。 東山界隈は、この連休、歩くに限ります。また、移動は少々遠回りでも電車利用に限ります。バスはあてにしない。一番信頼がおけるのは、ご自分の足。次に電車。でも、方向音痴の方や寄り道癖のある方はご用心下さいね。もっと時間がかかってしまうかも知れません。 法要後、お墓でもう一度回向し、次の法要までの合間をぬって更新をしています。そのため、作業がとぎれとぎれで、何度も同じようなことを書いているような、あるいは脈絡がないことを書いているような気もするのですが…。えっ、「いつものことだ」って? さもありなん。 お墓で拝んでいると、ロックのような音楽が、京都大学の向こうから聞こえてきました。 京都大学の学園祭「11月祭」のライブステージの音のようです。 境内はザワザワ、ブーブー(車のクラクション)。墓所にまでも騒々しいロックの音がこだまするという、あまり優雅な雰囲気ではありませんが、せっかくお越しいただいた方には、存分に紅葉を楽しんでいただければと思います。 境内も徐々に静かになり、紅葉もその頃の方が綺麗でしょう。 本堂前の方には枯れ葉を焼く煙がたなびき、本堂裏では紅葉の盛りか散り紅葉が楽しめるかも知れませんよ。 さらにさらに、当ホームページお得意さま得点として、落ち葉を焼くボクと遭遇し、運良くその時に芋が火の中にあって、なおかつボクがそれをお裾分けしたい気分であれば、ホカホカの焼き芋をご賞味いただけるかも知れません。 合い言葉は……「苦沙彌3回」「ルル3錠」 ??? 落 葉 し て 日 な た に 酔 し 小 僧 か な 一 茶 時 雨 る ゝ や 旅 の 気 侭 の 時 な し に 立 子 いい休日をお過ごし下さい。お風邪をめされませんように。 |