12/7版
1日が短いですね。京都では日の出が6時51分、日の入り16時45分。その間、9時間55分しかありません。目覚ましをかけず、明るさだけに頼っていると、7時前頃にしか起きられません。 昼頃から冷たい雨が降り出した境内。つい2週間前の連休の境内からは、想像もつかないような、閑散とした雰囲気が漂い、葉の落ちた木々の枝が、よけいに寒々とした気配を演出しています。 紅葉の時期が、フルカラーだとしたら、今はモノトーン。わずかに、訪れた人の洋服の色だけに色が付いている感じです。 それでもなお訪れる人が時折おられ、今日も団体拝観の予定が入っているようです。 今朝、掃除をしていたら、新潟から来られたという男性が、「紅葉が終わったのは覚悟していましたが…どこかまだ見られるところはないでしょうか?」と話しかけて来られました。 うかつなことも言えず、「下鴨神社の紅葉は遅いと聞いていますが…たぶん、もうダメでしょうね、残念ですね」としか応えられませんでした。 例年の今日なら、最後の紅葉の見頃となったでしょうに…。 「来年、また来ます」。そう言われても、今年ほどの紅葉は久しく見られないでしょうし…。近所の、毎年見ている人でも、「今年はきれいでしたね」と感嘆するぐらいでしたもの。もちろん、ボクも毎日極楽でした。 真如堂の今年の最高の拝観者は3600人/日とか。 高齢者ばかりの真如堂の職員は、クタクタ顔。境内の掃除も、紅葉シーズンの疲労がたまっているせいか、なかなか進みません。 訪れる人が少なくなったので、急いで掃除する必要もなくなり、後は少しずつといった感じです。 荒れきった境内にも、疲れ切った職員にも、冬の間に元気を取り戻してもらわないといけません。 紅葉の盛りなら見向きもされないこの細いモミジに、訪れた人が集中し、その前で入れ替わり記念撮影。 「JRのCMに出ていた紅葉の真如堂に行ってきた」という証拠写真でしょうか。 これぞ、まさしく「紅一点」? 紅葉のピークは確かに本当に美しかったですが、人が多すぎました。今の落ち着いた境内。確かに見るものはほとんどありませんが、ボーッとしているにはいいかも知れません。カイロ持参で。 今年は、南天の実の色もすごくきれいです。 今日の更新に、墓地のあちこちに赤く際だっている南天の写真を使おうと思っていたら、墓地の管理人が全部取ってしまったようで、今日はほとんどありませんでした。ガッカリ。 先ほどの、フルカラーとモノトーンの話ではありませんが、墓石の中に赤い南天が点在しているのは、幻想的でした。 さて、「レンタルWEB日記」などで使っている自宅サーバーの回線が、6日夜から光ファイバーになりました。最高100Mという前口上ですが、実質25M程度。それでも、以前に比べて20倍ほど速度アップして、日記を見ていただくにも快適になったのではないかと思います。 髪の毛を少し太くした程度の光ファイバーで、そんなスピードが出るのですね。 明日、12月8日は、お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開かれた日です。 太平洋戦争開戦の日でもあります。イラクが戦争になりませんように。 |