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それでも団体さんは日程を変更することもできず、先頭に旗をたてて、落ち葉を踏みしめながらの紅葉見物。 先週の連休には、拝観者が3千人を超える日がありました。 例年だと、千人を超える日が秋のシーズンに1〜2日あるのみ。閑散期には拝観者ゼロのこともあります。 境内には、拝観者の数倍、拝観をされない人たちが散策されていましたから、このシーズンの来寺者の数は、一体何万人になるのでしょう。 お寺が開かれて今年で1018年。こんなことは初めてでしょうね。 境内のモミジの木には、名残の紅い葉がついています。 往時の輝きは失せてしまっていますが、遠来の人たちの「わぁ、きれい」という歓声を 今年の紅葉、本当にきれいだったですが、すごーく駆け足でした。 落ち葉の掃除も本格化してきました。 もうすっかり散り切って、掃除もほぼ終わりかけという場所もあります。 掃除をすると、今まで枯れ葉で隠れていた地面が顔を出します。あまりに多くの人に踏まれて、苔がはげてしまったり、踏み固められてテカテカ光っているところもあり、痛々しさを感じます。 境内の木々も、あんなに多くの人たちにご覧いただいて、うれしかったかも知れません。 「ご苦労さま。もうしばらくの辛抱だよ。冬の間、ゆっくり休んで」と言ってあげたくなります。 散った真っ赤な落ち葉が敷物を敷いたように地面を覆い、見る者をうならせるこの場所ですが、なぜか今年の紅葉はイマイチ。紅葉が黄色で止まってしまったような、紅くなりきっていないような印象を受けます。 散り落ちた葉も、すでに縮れていて、いつものように綺麗ではありません。 よく知っている人は、「本堂の裏が綺麗だから…」と言いつつ向かわれますが、少しがっかりして帰ってこられます。すべてがすべて、うまくはいかないですね。 今朝は、このホームページによく来てくださる方々で、焼き芋をしました。 落ち葉でする焼き芋は、ホカホカで格別の味! 通りがかった人は、焚き火を見て「お芋が入っているのかなぁ…」「うわぁー美味しそう!」と羨ましそう。 来年は、焼き芋のオフ会でも企画してみましょうか。 2〜3週間ほど前から、ジョウビタキがつくばいに水を飲みに来るようになりました。 ジョウビタキは冬鳥で、他の季節には見られませんが、今までは冬でも水を飲みにくることがありませんでした。 よく、雄がつくばいの横にあるガラス窓に体当たりしています。きっと、ガラスに映った自分の姿を他の雄と間違って、追い払おうとしているのでしょう。 つくばいには、一年中、メジロやシジュウガラがやってきます。今日は、10羽ほどの一群がやってきました。シジュウガラの一家かな? これからは、ヒヨドリもやってくるでしょう。 来月5日午後、光ファーバーの工事をします。自宅サーバーなどの回線も変わるため、『レンタル WEB日記』にアクセスできない時間が生じたり、ライブカメラが停止したりします。通信機器も再設定しなければいけませんが、うまく短時間で復旧できるでしょうか。 明日から、12月。今年もあと1ヶ月を残すのみですね。 |