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勤労感謝の日の今日、境内は、予想通り、今年最高?の人で大混雑。更新のために写真を撮ろうにも、人が多すぎて落ち着いて写真も撮れません。ボーッとしていると、人にぶつかられてしまいます。 団体で来られる人は、道路の渋滞でスケジュールが狂っているのか、駆け足の拝観と紅葉狩り。まるで怒濤のよう。疲れに来ておられるようで、お気の毒です。 モミジも、本堂前では落葉が進んだり、枝に付いたまま枯れ始めました。 ライブカメラの映像を見ていても、今までは見えなかった本堂前の広場の人影がよく見えるようになってきました。 本堂の裏のモミジは、これからがピーク。今日のように暖かい日が続くと、あまり綺麗にならないかも知れません。 あれは去年の写真ですが、正直なところ、お世辞にもきれいとは言えません。去年の紅葉が悪かったこともありますが、撮る時期を逸しています。 今年の紅葉は、本当に久々にきれいです。毎年見ていても、「今年はきれいだなぁ」としみじみ思います。 何はともあれ、JR効果で、本堂の拝観者はほぼ倍。境内を散策されるだけの方は倍以上かも知れません。 閑散期は拝観者「0人」ということもある真如堂。普段目立つのは犬の散歩の人ばかりというに真如堂にとって、これはかなりの異常事態。境内の荒れも心配です。 さすがに人の多い昼間は焚き火ができませんので、焚き火は朝夕。でも、今年は暗くなるまで人が多く、夕方でも焚き火がしにくい状況です。 朝日が斜めにさしてくる頃、それを寝ずに待っていたかのような、「カメラ小僧」ならぬ「カメラおやじ」たちがやって来られます。 焚き火を迷惑そうにする人もいれば、待ってましたと走ってくる人もいます。いずれの人も、たいてい必死の形相。必死ゆえの傍若無人さで、あちこちのお寺では歓迎されていないようです。立入禁止区域もお構いなしですからね。 地球温暖化防止のためにも、できるだけ落ち葉を腐らせるようにしているのですが、数年経っても腐りきらず、木の根の呼吸を妨げるような気がします。焚き火するのもしかたないですね。 焚き火が珍しいと、その場を離れない人もおられます。きっと、帰ってから、服に付いた煙の臭いを悔いておられるでしょう。 京の観光シーズンも、今日・明日が終われば終息へ向かいます。しだいに境内も落ち着きを取り戻すでしょう。何もない真如堂で、ボーッとしているのもいいですよ。ぜひ! パソコンのディスプレイがそろそろ寿命のようで、画面の色やサイズが七変化。ちゃんとした色に見えているでしょうか? |