10/12版
晴天の3連休の1日目。昼間の気温はまだ27度ほどあって、汗ばむほどですが、朝夕は涼しくなりました。 カエデの木はモミジより木の勢いが強いのか、雨の少なかった今年も、みずみずしい葉を見せています。 先日、植木屋さんに枯れた木の代わりを植えてもらいたいと頼みましたが、植木屋さんは、「樹木の生産をしている業者から、『木が水不足で傷んでいて、まだ回復していない。木の植え付けはまだしない方がいい。保証できない。』と言われたので、作業を遅らせたい」という返事がありました。 思った以上に、水不足は影響しているようです。 今年の紅葉は、期待薄? 「菊」と名前に付いていますが、菊とは種類も違う金鳳花(きんぽうげ)科。中国名は「秋牡丹」。「貴船菊」と呼ぶのは、京都の貴船に多いからです。 写真のような白の他に、ピンクのものや八重咲きのものもあります。柔らかい、やさしい感じのする花で、和庭にはピッタリです。 苦沙彌の大好きな花でもあります。 これも実にかわいい花ですね。 先日、加賀の白山に登った帰りに、一面に白く開花した蕎麦畑を見ました。さすが「越前蕎麦」の里です。 その時は、一面の白に圧倒されて近づいて花を見ませんでしたが、幸か不幸か数輪咲いているだけの自坊の庭では、1輪1輪の存在が大きく感じられます。 「じゃぁ、その実で自家製の蕎麦を」と思わないでください。今まで、実がなったことはないのです。日当たりが悪いからでしょうか。 蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな 芭蕉 遠来の客を迎えて新蕎麦でもてなしたいのですが、伊賀はまだ蕎麦の花の季節で、食べてもらえません。美しく白いそばの花を味わってください。 今日、10月12日は、芭蕉忌 です。 晴天の今日、苦沙彌は、チャリティー・ガレージセールの会場で、カレー屋の店長をして過ごしました。 せっかくの好季、皆さんも、近くでもいいですからぜひお出かけ下さい。きっと、何か発見がありますよ。 |