明日は、秋の気配が感じられ始めるという「白露」。
ところが、昨日からの雨の湿気もあって、最高気温が30度を切っている割には暑く感じられました。やはり、彼岸頃までは暑いでしょうね。
まだ、秋の気配を感じるというところまでは来ていませんが、蝉の声はほとんど聞かれなくなり、日が暮れてからの虫の声が大きくなってきています。
桜の木などに毛虫が大量発生し、樹下には黒いフンがいっぱい落ちています。
この写真をご覧になると、萩が満開であるようにお感じになるでしょうね。さにあらず! 満開なのはこの株のみ。あとは、チラホラ咲き出したのが、わずかに2〜3株。大多数の株は、まだ1輪も咲いていません。満開までは、あと10日以上かかるのではないでしょうか。
今年の萩、水不足のためか、あまり元気なさそうです。
6月中頃から咲き出したムクゲは、まだご覧のように咲いています。
ムクゲと萩が並んで咲いているというのは、どうもしっくり来ない気がします。「ムクゲさん、長い間、アリガトウ。お次の番だよ!」
今回の更新もトコトン困りました。
萩は前回にも使っているのであまり使いたくありませんでしたが、何しろ、ネタがない! モミジは、気のせいか、多少黄色っぽくなってきているけれど、写真でわかるほどじゃない…ムクゲも今さら…
朝から、カメラを持って、何度境内をウロウロしたことか。最後に、カメラを持って歩いたのは夕方5時前。
諦めて帰ってきた自坊の門内に、可愛い花が咲いていました。
3時に咲く花 |
朝はつぼみだったのです。それもそのはず、通称「3時に咲く花」。午後3時頃に花が咲き、暗くなる頃にはしぼんでしまうところから、この名前があるそうですが、本名は「ハゼラン」。スベリビユ科ハゼラン属の植物で、原産地は熱帯アメリカ。明治の初め頃に鑑賞栽培用として輸入され、今ではあちこちの道ばたでも見られるようになった帰化植物です。
他にも、「三時草」「三時花」「江戸の花火」「花の雫」などと呼ばれ、うちでは「月星草」と呼んでいました。
8月初旬頃以来ずっと咲いていた花ですが、ネタ切れがなければ、気にもとめていなかったでしょう。すごく可愛い花でしょう。
この花に出会ったのも、縁ですねぇ。それとも、ボクが注意散漫、無頓着だっただけ?
ディスプレイが寿命のなのか、明るくなったり暗くなったり、赤くなったり、緑になったり…今は買い換えるお金がないのに…。
写真、ちゃんと写っていますか?
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