9/7版 
真如堂 NOW !!


 明日は、秋の気配が感じられ始めるという「白露」。
 ところが、昨日からの雨の湿気もあって、最高気温が30度を切っている割には暑く感じられました。やはり、彼岸頃までは暑いでしょうね。
 まだ、秋の気配を感じるというところまでは来ていませんが、蝉の声はほとんど聞かれなくなり、日が暮れてからの虫の声が大きくなってきています。
 桜の木などに毛虫が大量発生し、樹下には黒いフンがいっぱい落ちています。

 この写真をご覧になると、萩が満開であるようにお感じになるでしょうね。さにあらず! 満開なのはこの株のみ。あとは、チラホラ咲き出したのが、わずかに2〜3株。大多数の株は、まだ1輪も咲いていません。満開までは、あと10日以上かかるのではないでしょうか。
 今年の萩、水不足のためか、あまり元気なさそうです。
 6月中頃から咲き出したムクゲは、まだご覧のように咲いています。
 ムクゲと萩が並んで咲いているというのは、どうもしっくり来ない気がします。「ムクゲさん、長い間、アリガトウ。お次の番だよ!」

 今回の更新もトコトン困りました。
 萩は前回にも使っているのであまり使いたくありませんでしたが、何しろ、ネタがない! モミジは、気のせいか、多少黄色っぽくなってきているけれど、写真でわかるほどじゃない…ムクゲも今さら…
 朝から、カメラを持って、何度境内をウロウロしたことか。最後に、カメラを持って歩いたのは夕方5時前。
 諦めて帰ってきた自坊の門内に、可愛い花が咲いていました。

3時に咲く花
 朝はつぼみだったのです。それもそのはず、通称「3時に咲く花」。午後3時頃に花が咲き、暗くなる頃にはしぼんでしまうところから、この名前があるそうですが、本名は「ハゼラン」。スベリビユ科ハゼラン属の植物で、原産地は熱帯アメリカ。明治の初め頃に鑑賞栽培用として輸入され、今ではあちこちの道ばたでも見られるようになった帰化植物です。
 他にも、「三時草」「三時花」「江戸の花火」「花の雫」などと呼ばれ、うちでは「月星草」と呼んでいました。
 8月初旬頃以来ずっと咲いていた花ですが、ネタ切れがなければ、気にもとめていなかったでしょう。すごく可愛い花でしょう。
 この花に出会ったのも、縁ですねぇ。それとも、ボクが注意散漫、無頓着だっただけ?

 ディスプレイが寿命のなのか、明るくなったり暗くなったり、赤くなったり、緑になったり…今は買い換えるお金がないのに…。
 写真、ちゃんと写っていますか?