7/6版
木々の間を突き抜ける青空 |
台風一過、今日は抜けるような青空。熱中症に注意と天気予報が呼びかけています。
今日の京都の予想気温は35℃。陽のあたるところには長い間いられませんが、湿度も低くてカラッとしていて、風もあるので、日陰にいるとさほど暑さを感じません。
あまり影響はないだろうと思っていた台風も、あちこちに爪痕を残し、いまだ不自由な思いをされている方もあるかと思います。お見舞い申し上げます。
7号・8号が続いてやってきていますね。水不足の地域には恵みの雨をもたらしてくれる有り難い台風。ちょうどいい加減に降ってくれるといいのですが。
緑と青のコントラスト。逝くもの残るもの… |
今日は朝から蝉がよくないています。
かと思えば、昼前にはウグイスの啼き声がしていました。
抜けるような青空とウグイスでは釣り合いません。やはり、うるさいほどの蝉の声のほうが、今日の天気には似合っています。
夏の暑さに堪えきれなくなった木々や枝が目立ってきました。最後に目をひくように赤く有終の美を飾って、枯れていきます。
樹全体が枯れるもの、大きな枝が枯れるもの、ほんのわずかに身(葉)を切る樹などさまざま。そんな様子を見ていると、木々たちにも日々の戦いがあることがわかります。木々の声が聞こえるような心持ちで過ごすことができればいいですね。
炎天下のムクゲ |
境内では、ムクゲが、炎天下をものともせず、次々と咲いています。
先日、京都から大津へ抜ける山中越えでは、ネムノキの花が満開でとてもきれいでした。境内にも本堂裏に1本だけありますが、今年は葛の蔓が樹全体を覆ってしまって、ほとんど花をつけていませんでした。
その脇では、サンシュユの実がかなり大きくなって、もう一人前です。
さて、京都は祇園祭一色に突入します。
鉾建ても10日から始まり、今日あたりからは山建て。そして、今日・明日には鉾の曳き初めが行われます。
明日は、稚児社参。15日 宵々山、16日 宵山、そして17日の山鉾巡行。四条通近辺の辻々からは、コンチキチンの祇園囃子が聞こえてきます。
蒸し暑い人混みに行きたいとは思いませんが、京都の夏の大イベント、何となくウキウキしますね。
祇園祭に夕立はつきもの。巡行当日も天気が崩れることが多いですが、今年は大丈夫でしょうか。台風だけには避けて欲しいですね。
今週は都合により、金曜日に更新しました。「正真正銘、今日の真如堂の光景です!!」と、更新当日に見ないと気が済まないとおっしゃってくださる方、フェイントでゴメンナサイ。