7/7版 

今日の真如堂?


今週もまた木槿(むくげ)の花(総門前)

 ここ数日、35度を超える酷暑の日が続きましたが、昨日少し雨が降り、今日は少しだけ暑さも控えめ。午後1時現在29.8度。これでも涼しく感じるのですから…。
 京都では梅雨入り以後もあまり雨が降っていなく、水瓶の琵琶湖の水位が心配です。植物のためにも、少しまとまった雨が欲しいですね。

 今日は七夕。どうしてこんな梅雨の最中に七夕をするのと不思議に思っていましたが、本来は旧暦で行われていたとか。今年は8月の25日が旧暦7月7日になります。その頃なら星も見やすいでしょう。
 東北の七夕祭は、月遅れの8月の初旬。七夕祭りって、全国各地で行われているのですねぇ。今日は神奈川の平塚の七夕祭の模様がテレビに映っていました。
 日本の七夕は、中国の宮廷行事である乞巧奠(きっこうでん)と、日本の農村のみそぎ、棚機女の行事、収穫祭などが合わさったもの。前者は、織姫と牽牛の物語にちなんだ星祭。星をながめ、祭壇に針などをささげて工芸の上達を願う行事。後者は、棚機女(たなばたつめ)という巫女が、水辺で神の降臨を待つという農村の「禊ぎ(みそぎ)」の行事。お盆の準備のための禊ぎという色合いも強いとか。日本人は外来の文化を吸収してアレンジするのが上手ですね。
 ボクは、以前、白山の山頂で見た天の川が目に焼きついています。残念ながら、京都市内からは天の川はよく見えません。せめて短冊だけでも…さて、あなたは何を書かれますか?

 境内は木槿(むくげ)が次々と咲く他、大きな変化はありません。今日の青空には木槿の花がよく似合います。木槿に続く咲く花といえば、百日紅。百日紅も真っ青な夏空によく似合うことこの上ない花です。でも、開花まではまだまだ時間がかかりそうです。

 モリアオガエルのオタマジャクシは、膨れた大豆ほどの頭の大きさになりました。池の底に潜っていて、息を吸う時だけサッと水面に現れます。何度か撮影を試みましたが、失敗! もうすぐ、手?足?が生えてくることと思います。