6/9版 

今日の真如堂?


見頃となってきた紫陽花

 今日は暑〜い日となりました。予報では気温が30度を超えるとか。外で庭仕事をしていると、作業着はすぐに汗で色が変わってしまいます。陽射しは強くないのですが、やはり湿度が高いのでしょう。
 この暑さの中、早朝にはウグイスがよく啼いています。もうすっかりベテランの啼きっぷりです。でも、10時前頃にはもう啼かなくなります。ウグイスも暑さは苦手なのかな?
 紫陽花はそろそろピークを迎えます。山野草系のガクアジサイには盛りを過ぎたものもありますが、普通の紫陽花が綺麗に色づいてきています。ここ2〜3日暑い日が続いていますので、大きな花も水が欲しそうに首を傾げています。

 哲学の道沿いの琵琶湖疏水ではホタルが飛び交い、多くの人が見物に来ています。でも、すぐそばに民家があってその街灯などが明るかったり、車を近くまで乗り入れる人などもいて、いささか情趣を欠いています。
 それでも、京都市内でホタルが見られる場所は多くありません。家では「ホタル族」の方、本当のホタルをご覧になってはいかが?
 花菖蒲が満開の平安神宮庭園も、今、無料公開中とか。花は来週末頃まで楽しめるそうです。平安神宮まで歩いても10分ちょっとなのに、去年の桜の頃、初めて庭園を見ました。花菖蒲はいまだ見たことがありませんが、テレビではきれいでしたよ。


梅の枝に産み付けられたモリアオガエルの卵塊

 さてさて、毎日、モリアオガエルの産卵を心待ちにしていましたが、今年はいっこうに産卵しませんでした。もうダメかなぁと諦め、知り合いのお寺にオタマジャクシをもらいに行こうかと思っていた矢先、とうとう卵塊を発見!
 例年、モリアオガエルは池の中の菖蒲の葉や池につきだした紫陽花の枝に卵塊を産み付けるので、下ばかり探していました。ところが、梅の実が色づきだしたのを見ていたとき、高さ2メートルほどの梅の枝に、直径7センチほどの小さな卵塊を発見! よかったぁ…。
 でも、卵塊は池の水面から少し外れていて、孵化してもオタマジャクシが確実には池の中に入りません。それに、梅の枝をつたって来た小さな蟻が卵を襲っています。今年は時期的に考えてもこの1塊しか生まないかも知れない大切な卵。そこで、枝ごと卵塊をとって、身近で孵化させてみることにしました。その方が観察もしやすし、天敵からも守れますので。
 さて、うまく孵ってくれて、成長の様子をこのコーナーでご報告できるといいのですが。

 明日も晴れの予報。梅雨入りして2〜3日だけ、よく降りました。でも、暦では11日が入梅。これからが本格的な梅雨ですね。