１／２０版　

アッという間に雪化粧の本堂前

　今日は大寒。その名の通り、寒い日となりました。
　京都市内でも、朝からチラチラ小雪が舞っていましたが、１１時を過ぎた頃から本格的に雪模様。アッという間にあたりは白く変わりました。雪は水分が多く、大根おろしかシャーベットのよう。
　京都の市街地より２度ほど気温の低い真如堂。訪れる人によると、やはり市街地より積もっているとか。境内は注意して歩を進めないと滑るほど。急いで参道の雪掻きをしました。
　法要のために訪れた人も、大幅に遅刻する人、接触事故をおこしたという人、滑って溝に脱輪している人など、慣れない雪におおわらわ。
　このまま今夜中降り続けると、明日は大変。真如堂から路線バスが通る大通りまで、ひょっとしたらチェーンが必要かも知れません。チェーンをつけてようやく大通りまで出たら、雪はすっかり溶けていて、あわててはずすということも今までに何回かありました。凍結も心配です。
　この分では、大原や比叡山は大雪になるのではないでしょうか。雪を目当ての写真愛好家も繰り出すでしょう。

　この１週間は寒さの厳しい日が続きました。自坊の庭のつくばいもここ数日、氷が消えません。とうとう氷が盛り上がり、筧から延びる氷と一体に。せっかく水を飲みに来たメジロが、可哀想に氷の上でスケートをしていました。

　暖冬ぎみの最近、せめて大寒ぐらいは今日のような天気もいいですね。