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今日の真如堂? |
ここ数日寒い日が続いています。京都市でも雪の予報。北の方では大雪も。
今日、都大路では、都市対抗女子駅伝が行われます。三十三間堂では、楊柳のお加持や通し矢の行事が行われるなど、なかなか催しごとの多い日でもあります。
明日は小正月。そろそろ今年も本格起動ですね。
境内はあいかわらずひっそり寒々。こんな頃、真如堂を訪れる人はかなりマニアック。そんな人もほとんどなく、ここ数日は0〜1桁。
木々に寒肥を施したり、人の来ない時期でないと出来ないような仕事が進められています。
今日は、慈覚大師円仁の命日。一山の僧侶は霜柱を踏んで本堂に参集。朝7時より法要が営まれました。
慈覚大師は、真如堂の本尊を造られただけではなく、10月に行われる「引声阿弥陀経会」を中国から伝えられるなど、真如堂には大きな存在です。
794年栃木県でお生まれになり、鑑真の孫弟子のもとで出家。その後、伝教大師の弟子となられ、838年に遣唐使の一員として入唐求法の旅に。この旅行記は『入唐求法巡礼行記』として知られています。
慈覚大師は日本仏教に大きな足跡を残され、864年の今日遷化されました。
春が近づくまでのしばらくの間、境内の様子があまり変わらず、このページの更新に困る季節が続きます。細かい出来事を探してはお知らせしますので、またお越しください。
お風邪など召されませんように。