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今日の真如堂?


すっかり冬景色の境内。写真左上の赤いのはサンシュユの実

 境内の枯葉の掃除もようやく一段落。落とし忘れた葉のみが寒風に揺れています。ゆったりと平和な時間です。
 冬至を過ぎ、これからは少しずつ日が長くなっていきます。日が短いとすごく損をしたような気分になりませんか?

 今日は都大路を高校駅伝が駆け抜けました。午前中は女子、午後は男子ですが、冬の京都は駅伝やマラソンがつきもの。市民も少々の交通規制にはすっかり慣れっこ。それより、クリスマス・イブと休日が重なった今日、大型店の近くは駐車しようとする車の列、また列。それも真如堂境内には関係なし。ホント、平和です。
 22日に本堂の大掃除を終え、1日1桁まで減った拝観者を案内しながら、毎日がゆっくり過ぎていきます。
 多くの車で痛んだ参道に補修を加えたり、書院の黒ずんだ漆喰壁(長年塗り替えていないので)に、応急処置で塗料を塗ったり、一日の日課を探しながらしておけることをするのも余裕のある今の時期だからこそ。


ユ○クロのフリースで勢揃いの職員と貫主・執事

 以前、このページにも書きましたが、真如堂の職員に、歳末のプレゼント(お寺だから、「クリスマス・プレゼント」とはいかないので…)として、今年は流行のフリースを支給。それぞれの好みで、色と形を選び、せっかくだからと記念写真を撮りました。
 職員の平均年齢は60才台。年金をもらいながら、家にいるより健康のためにと勤める人がほとんど。
 でも、やっぱり、フリースより法被(はっぴ)のほうがよさそう。似合っているとはお世辞にも言えない…。

 さて、『苦沙彌のインターネット僧坊』を開設して満4年が経ちました。今年もこのページをお訪ねいただいた皆さん、ありがとうございました。次回の更新は来年、2001年元旦です。
 これからも、寺社会に埋没せず、勝手放題思うがままに発信していきたいと思います。

 来年もどうかよろしくお願いいたします。
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