１１／１８版　

朝日に照らされた本堂北側の紅葉

　ようやく少し冷え込んできました。紅葉のすすみ具合にも拍車がかかってきたようです。

　真如堂最大の年中行事のお十夜。その締めくくりの「結願大法要」の行われる１５日は無情の雨。昨年に引き続いての雨に、せっかくの「お練り」は中止。本堂回廊を回るだけとなりました。
　「誰だ、雨男は？」　昨年から行列の先導役はボク。ひょっとして…。

　先週から観光客が一気に増え、これから２週間ほどがピーク。
　拝観に来ていただいた方にはとにかく説明をさせていただこうと、人が集まるたびに宝物や庭園の説明。もう、一日中しゃべっているような感じで、疲れるのなんのって…。ありがたい悲鳴です。

境内からテレビの生中継。塔に登ったカッパさん（赤いジャケット。タレントの名前）

　今朝、真如堂から「ズームイン・サタディー」の生中継がありました。
　わずか２分半の放送のために、何度下見や打ち合わせをしたことか。今朝は４時から準備。空にはヘリがブンブン。塔の上のタレントさんは２時間、吹きさらしの中で待機。タレントって大変ですねぇ。

　さて、京都地方気象台の予報では、京都市内の紅葉のピークは１２月初旬とか。境内の紅葉もまだ３分程度。でも、今はカエデの紅葉が真っ盛りです。
　色もよくありませんし、葉も縮れています。紅葉のハズレ年になりそうですが、それなりにきれいです。

　何度もご紹介していますが、１２月に入って週間ほど経ち、人影もまばらになった頃の夕方、本堂の裏にお越しください。ハズレ年でも見応えがある紅葉が見られる？かも知れません。

　さぁ、今日・明日、勤労感謝の日・次の土日が超大変！ 　紅葉のピークはおそらく２５日頃以降です。お急ぎなく。