9/3版
今日の真如堂? |
9月に入って少し雨も降り、心持ち秋の気配が漂ってきそうな感じ。でも、日差しは相変わらず厳しく、ジリジリと肌をこがすような気がします。
今日は本堂前の特設ステージで沖縄民謡の大工哲弘さんたちを招いて、「ちばりよーYOUYOU館 2000」のコンサートが開かれました。
このコンサートを真如堂で開くのは3回目。「YOUYOU館」は精神障害者の小規模作業所で、コンサートは精神障害への理解が深まるを願い、作業所への支援を呼びかけるために開催されました。
今日は、朝から曇ったり晴れたり。その度にスタッフは一喜一憂。2時頃にはザーッと一雨降ったものの、大工さんのステージの時には快晴。沖縄にふさわしい青空となり、泡盛やオリオン麦酒でエンジン全開の観客は、会場全域でクタクタになるほど踊っていました。
来場者数450名。今までの最高の人出で、大工さんの演奏も2時間以上に及びました。
沖縄のあたたかい南風。障害のある人もない人もそんなことを意識せず、南風に吹かれてやさしい心になれる。そんな瞬間が境内に溢れた気がします。
お寺というのは、そういう南風がいつも吹いている空間としてあるべきなのではないかなぁと思い、いろいろ反対はあるものの、孤軍奮闘してコンサートを続けています。
来年もまた…。
9月から、しばらく途絶えていた朝夕6時の鐘が復活しました。オランダ人のポールさん一家が茶所に居住し、鐘を撞いてくれるようになったのです。
毎日朝夕6時の鐘撞き仕事はなかなか大変で、夕方の6時が特に難しいのです。外出していても6時には帰らなければいけないし。193センチの長身のポールさんは、撞木に手が届きそう。頑張ってください!
お近くの方、6時に耳をすませてみてください。和洋混合の音?が聞こえます。
追記−大工さんよりメッセージが届きました。
「 前略
先日は熱い暑い中、ホットなホットなコンサートと打ち上げ ありがとうございました。
皆様の真摯な取り組みには毎年頭が下がる思いです。きっと真如堂の仏様・神様もお喜びの事と思います。
これからもよろしく頑張ってください。
スタッフ一同様へ 大工哲弘 」