７／２３版　

ギラギラと太陽が照りつける夏色の緑

　連日、３５度を超す猛暑。もう、「暑い」というのをこえている気がします。
　今日の拝観者はゼロ！　連日の暑さに、人影もまばら。タクシーの運転手さんは、「こんなに暑くては誰も外へ出ませんわー」。特に用事のある人しか、出かけようという気は起きないかも知れません。
　今年の梅雨は雨が少なく、京都では平年の５０％以下。木々も弱り気味。地面はカラカラでひび割れ。見る見る枯れてきたり、精気をなくしてきた木も増え、一日も早く、たっぷりの雨が欲しい気がします。
　そんな様子を言葉で表すことはまだ用意なのですが、写真ではなかなか難しい…。ちょっと困ってしまいます。百日紅も咲き出しましたが、まだ走り。また、ムクゲでは芸がないし…。

　境内では蝉を捕る子供を時折見かけます。でも、たいてい親子連れ。子供同士で蝉取りに来る姿は稀。クーラーのきいた部屋でファミコンでもしている子が多いのでしょうか。
　蝉取りをしている子の虫かごの中を見せてもらうと、ほとんどはニイニイ蝉。本名は何というのかは知りませんが、小さい蝉で、はしりの頃に多く見かける種類です。
　例年、この蝉は小さいこともあってあまり捕まらず、蝉かごを満たすのは決まってアブラ蝉。花の開花が相対的に遅れているように、蝉も少し遅れ気味なのでしょうか。それにしても、何だか異変を感じます。

　２５日の寺宝虫払会。今のところ、曇り時々晴れ、降水確率６０％の予報。
　もし、晴れて開催されたなら、このページの続編でお伝えする予定です。