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今日の真如堂?



もうすっかり真夏のような日差しのもとに咲き始めたムクゲの花

 この1週間は、ほぼ毎日、夕方になると夕立と雷の天気。梅雨らしくない、盛夏のような暑〜い日が続いています。
 奇妙なことに、まだウグイスが啼いています。「ええっ?」と、耳を疑います。朝、ウグイスが啼いていたかと思うと、お日さまが高くなってくる頃には蝉しぐれ。季節が入り交じっているような…。

 そんな天気が始まった先週の日曜日(2日)、一天にわかに掻き曇り、とてつもない大雨と雷雨。ボクは本坊の雨漏りと溢れる配水管の点検に走り回り、全身びしょ濡れになって帰宅。電話の不調に気がついたのは7時頃。
 悪い予感通り、近所への落雷のため、TAがオシャカ。NTTの修理は5時で終了。やっとNTTが修理に来たのは翌日夕方。TAの内部で断線している様子。覚悟は決めていたものの、それからTAを買いに走り、我が家の電話が復旧したのはダウンから丸1日たったその日の夜。
 NTTの話によると、雷のために電話の故障が頻発。真如堂近辺でも同様の事態がたくさん起こっていて、その日は何時まで修理に回るかわからないほどとか。雷除けの装置をつけていても効かなかったケースもあるとか。そういえばボクもつけていたんだけれど…。
 ISDNは雷に弱い。改めてご用心を。それにしても、手痛い出費でした。


夏に清々しい蓮の花

   境内ではムクゲの花が咲き出しました。まだ走りですが、これから9月頃まで数種類のムクゲが次々と咲き続けます。
 燃えるような夏空にピッタリのムクゲです。でも、まだ梅雨は明けていないのですよね。
 鉢で栽培している蓮も咲きました。こっちは何となく涼しげ。
 仏教にはとても縁のある蓮。お釈迦さまが悟りの内容を人々に告げようかどうか迷われたとき時、泥の中から汚れのない花を咲かせる蓮を思われて、決断されたとか。仏さまは蓮の台座の上に座っておられるし、西方浄土には蓮の池があり、様々な光を放っているとか。
 蓮の花をじっと見ていると、本当にそんな気になってきます。

   防災工事が終わったかと思ったら、今度は本坊の改装工事。床と天井を修理する予定が、ここもダメ、これは放っておけないと、気がついたら柱の交換は6本。壁の修復も何面あるか。それはもう大変な大工事に。大工さんもあまりのひどさにため息。いくらかかるかと想像するボクは顔面蒼白?
 汗に土埃がくっつくような日が続きそうです。