6/24版 

今日の真如堂?



本堂前の沙羅(夏椿)の花

 今日も蒸し暑い日でしたが、夕方から雨が降り出しました。今夜はこのまま降り続くのでしょうか?

 防災工事も終わり、後は竣工式を待つだけですが、最近は雨が降るたびに掘り返した境内を見回って、雨水の流れ方を見るのが日課です。まだまだ土が落ち着かないため、赤土を巻き込んだ赤い水が、新設の配水管を勢いよく流れています。雨もまんざらではありません。

 モリアオガエルも今年3つ目の雨塊を産みつけました。昨日、その近くでヘビに遭遇しましたが、孵ったオタマジャクシのうちの何匹が大人のカエルになれるのでしょうね。

 本堂の前では、向かって右の菩提樹の花と、左の沙羅(夏椿)の花が、今同時に咲いています。
 双方とも仏教に関係し、かたやお釈迦さまが悟りを開かれた時、かたや涅槃に入られる時になくてはならない木ですが、両方ともインドでいう菩提樹や沙羅とは違っています。
 お経に出てくる木を中国で、あるいは日本で解釈して、これらの木を当てはめたのでしょうか。


吉祥院前のモクゲンジの花

   菩提樹といえば、吉祥院前で咲いているモクゲンジも、「栴檀葉の菩提樹」と呼ばれることがあります。
 植物図鑑によると、「寺院によく植えられる」ということですが、自分のところ以外では一度も見たことはありません。「菩提樹」だからよく植えられるのでしょうか。
 秋になると、フウセンカズラのような種を房状に付け、中には黒い実がいくつか入っています。とても数珠などを作れる大きさではありませんが、どうして「菩提樹」なのでしょう。

 天気予報では明日は「曇り時々雨」。
 「一時雨」と「ときどき雨」の違い、おわかりですか? 気象庁では予報する時間内の4分の1未満が雨の時を「一時雨」、予報する時間内で降ったりやんだりする雨の合計時間が2分の1以内のときを「ときどき雨」としているそうです。つまり、「ときどき雨」のほうが降る確率が高いということです。
 ついでに、「今日」「明日」の使い方も厳密みたいですよ。。普通私たちが使っているのは、「今日=午前0時まで」「明日=午前0時から」というような感じですが、天気予報では、「今日」「明日」「あさって」すべて、日の出から日没までのことだそうです。
 日没以降の予報は「今夜」または「明日の夜」と使われます。たとえば天気予報で「今夜から明日にかけて…」と言った場合は「今日の日没から明日の日没まで」のことだそうです。
 いかがです、天気予報に少し強くなりましたか?