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今日の真如堂?



ようやく咲き出したツツジ。総門内のこの場所が境内で一番早い。

 ゴールデンウィークもそろそろ終わり。今日は、小中学校も授業があるようで、遠方に出かけていた人もお疲れで、家で一休み? 人影もまばらな境内です。

 5月6日は、三井家家祖 三井高利様 (1622〜1694)の命日で、今年はその307回忌。毎年、本堂で法要が営まれます。
  三井高利様は、ご存じの通り、江戸に「越後屋呉服店」を開かれ、「現金 掛け値なし(現金、安売り、掛け値なし)の画期的な商法で大成功。「越後屋」はのちに「三越」となり、三井財閥となって日本経済の中で大きな位置を占めていきます。
 三井家は真如堂の大檀家で、真如堂の大恩人です。
 毎年、この法要の頃に立夏を迎え、合わせた衣の下の汗で、季節の移ろいを感じる時でもあります。

境内のあちらこちらで咲くシャガ

 境内のツツジもようやく咲き始めましたが、やはり、遅れ気味。
 毎年ツツジを一般公開する蹴上(けあげ)浄水場も、今年は公開日程を延ばしたものの、やはり満開には至らなかったのでは。
 カエデは、もうすでに大きな種をぶら下げています。
 これも例年のことですが、樹の下に駐車しているボクの車は、初春以降、もみじの花の蜜と花のかすの洗礼を受けます。そこに黄砂が付こうものなら、ネバネバのドロドロ。それも峠を越えたかなぁというところまでやってきました。
 これからは緑が色を濃くしていきそうです。

 防災工事は、250立米の水槽のコンクリート打ちが終わり、コンクリートに強度が出るまでしばらく一段落。配管工事は、来週から、本堂前の白砂部分など、一番目立つ部分にかかります。穴にご注意。

 連休明け、仕事に復帰できるまで、時間がかかりそうですね。
 一度、長期休暇というのをいただきたい…。