4/22版
朝日を浴びて美しいもみじの柔らかい新芽 |
天気の移ろいが早く、定まらないこの頃、まだまだ肌寒く感じるときもありますね。
桜前線はようやく東北地方へ。京都では御室の桜が満開とか。
境内でも、八重桜は今が満開。染井吉野はすっかり葉桜で、落ちた花びらも腐って、地面と同化しつつあります。
季節は、桜から新緑へと移ってきました。
もみじの枝先には、小さな赤い花がついています。楓の木からは、もう種がぶら下がっています。境内のほとんどの木々が新芽を出し、朝日に緑が清々しく輝いています。
ウグイスもまだ時おり啼き、他の鳥たちもにぎやかで、絵に描いたような春の光景です。
鐘楼を取り囲む八重桜。まだ満開は1本だけ。 |
でも、のびるのは新芽だけではありません。
草も一気に大きくなり、早く草引きをしないと、一面、草だらけになってしまいます。今の草は柔らかくて引きやすいですが、せっかく出てきたのを抜いてしまうのも何となくカワイソウ。
防災工事は、ほんのちょっと一段落。でも、まだ100メートル長以上の配管の埋設工事なども残っています。掘り返した赤土が、雨が降るとひどくぬかるんでしまいます。石畳以外は歩かれない方が無難かも。
昨年の4/25付のこのページでは、すでに藤がよく咲いています。今年は、蕾が大きくなっているものの、まだ咲きません。
桜もそうでしたが、季節のすすみ具合は去年より1週間ほど遅れ気味。梅雨頃になると、取り戻せるのでしょうか?
さて、春の野にお出かけください。きっと木々の生命力のお裾分けがありますよ。