1/30版

今日の真如堂?



1/27の雪景色

 つい先ほど(朝9時過ぎ)から時雨模様になってきました。でも、今日はそれほど寒くはありません。あれっ、晴れてきたぁ。

 先週、京都では2回雪が降り、早朝の境内では雪景色が見られました。といっても、ほんのうっすら積もっただけで、市街地に行くと雪の姿はありませんでした。やはり、真如堂は市街から比べると少し寒いようです。
 訪れる人もまばら。先日など、拝観者ゼロ、本堂の収入600円。「今月は給料払えません」と職員に冗談を言っています。ところが、昨日の土曜日はどうしたことか拝観者22人。今の季節にしてはずば抜けて?拝観者が多い日でした。

 訪れる人の少ない今の季節は境内整備の好機。前回のこのページにも書いたとおり、植木屋さんは竹垣やしだれ桜の添え木の更新。また、苦沙彌宅前の藤棚の取り替え(ちょっと背が高くなり不格好)。

古いコンクリートがめくられた参道。左には新しい桜の添え木

   加えて、28日から、三重塔南側の参道を修復する工事が始まりました。50メートル弱のこの参道、おそらく戦前頃にコンクリート舗装されたものでしたが、素材の質が悪く、また老朽化で、毎年補修をしても追いつかない状態でした。そこで今回は、石畳の参道に付け替えることにしたわけです。
 古いコンクリートの参道はいとも簡単に取り除かれ、赤土が顔を出しました。朝、冷え込んだ時は、一面が霜柱の道と化し、ザク、ザクと子供気分で歩いて楽しめます。
 工事はこれから約1ヶ月間。春の彼岸には新調なった参道がお目見えします。ご参考までに、石はすべて中国製だそうです。食糧のみならず、石までも…。墓石など、インドとか、もっと遠いところのものもあるようですよ。

 職員で進めている配水管の工事は、あと少しで一段落。雨が降るのが楽しみです。

 境内はしばらく穴ぼこだらけの状態が続きます。