ご あ い さ つ


  

 「お寺をより多くの方に親しんでいただきたい」「仏教を生きるために役立てていただきたい」と思い、“寺からの発信”の一環として、96年12月中旬にこのホームページをスタートさせました。

 毎年、「幸せにしてあげる」といって高い祈祷料などを要求する宗教詐欺のような事件がいくつかあります。あるいは、家相が悪い、名前が悪い、墓が悪いなどと言われて、安易に変えてみたり…。そういうのにひっかかる人は結構リピータで、懲りずに何度でもやりますよね。
 「自分自身には悪いところないの? 気づいてないだけじゃないの? 自分を変えるほうが先決では…」と言ってあげたいけれど…。
 幸せって、チルチル・ミチルの『青い鳥』の物語のように、自分の中にあるものだと思いませんか? たとえ他人から与えられたものがどんなにすばらしいものであっても、いつまでもそれに心から満足し通すことはできないのではないでしょうか?
 「どうしてあの時頑張れなかったんだろうと、後で思うの嫌だし…」「頑張った自分をほめてあげたい」と、マラソンの有森さんが言っていましたよね。苦労して苦労したからこそ得られた自分自身への満足感。それは何ものにも代えがたい、ものすごい宝ですよネ。ああいう素晴らしい力は、有森さんだけではなく、私たちの誰もがみな持っていると確信します。ただ、たいていはそれが発揮される前にあきらめてしまったり、辛抱しきれなくなって他に頼ってしまうことが多いのかも知れません。
 ヤボでもいい。シラケずに、一瞬一瞬を精一杯生き抜いたら、きっとみんな自分自身をほめてやれます。他の人の評価がどうかは問題ではなく、自分自身でほめてやれるような素晴らしい人生にしたいですね。(ボク自身の決意表明か?)
 「説教くさいホームページだ」などと言わず、またのぞいてください。
 感想やメールなどをお寄せいただければ“超Very Happy”です。

 表紙には、私が筆者の一人となっている『別冊宝島218−お坊さんといっしょ』から、オブジェ・イラストレーター 野崎一人氏のイラストを使わせていただき、ピタゴラスな時間のnanaさんに Flash movie に加工していただきました。ありがとうございました。

 このホームページへのリンク、紹介などはご自由にどうぞ(当HPは「真如堂」のオフィシャルページではありません。「苦沙彌のインターネット僧坊」としてご紹介ください。リンクは必ず表紙へお願いします)


苦 沙 彌  
☆ 作者プロフィール

★ 当サイトが、NHKTVで紹介されました。こちら から、番組の一部をご覧いただけます(WindowsMediaPlayer形式)。

  
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