12/20版
今日の真如堂?



三井二木会の慰霊碑と冬色を濃くしてきた大文字山

 今年もあと11日。いよいよ終わりですね。一年って本当に短い気がします。

 今年はあなたにとってどんな年でしたか?
 ボクにとっての今年は…一言でいうと、とにかく忙しかった年ですねぇ。そして来年はもっと忙しくなることが確実なので、大変だなぁ…体に気をつけないといけないなぁと思っています。なんか、「今日の真如堂」とは関係ありませんね。

 12月といってもさほど寒くないこの頃。今日は高校駅伝の選手たちが京都の街を駆け抜けました。京都の冬の風物詩ですね、駅伝は。年明けには都道府県駅伝がありますし。

 冬といえば火事の多い季節。昨日の夜7時過ぎ、銀閣寺近くの白沙村荘(橋本関雪記念館)が火事になり、関雪の旧宅部分約90平米が消失しました。関雪は大正から昭和にかけて活躍した日本画家で、銀閣寺散策の折にこの記念館を訪ねられた方も多いのではないでしょうか。隣のNOANOAというパスタ料理屋さんも橋本さんの経営で、近所の人の話によると家人が旧宅の台所で火をつけたままでお店に行ったわずかの間に火が出たとか。幸い作品や文化財には被害がなかったようですが、本当に火事は恐いですね。


ほとんど散ったもみじの中にぽつんと1本だけ散り忘れたもみじの若木が


 境内は人影もまばら。落ち着いた雰囲気になっています。もみじもほぼすべて落ちましたが、写真のように、どうしたのか散り忘れている木もあります。また、枝に付いたまま茶色くなって枯れている葉が今年は殊更多いように感じます。落ち葉の掃除ももう少しで終わりです。
 この暖かい冬にだまされたのか、今日、サンシュユの花が2輪咲いているのを見つけました。やっぱり季節外れ、ちょっといじけたような花でした。例年鈴なりの赤い実は、やっぱり10本ほどの木でやっと2つ3つ見つけられる程度です。

 今年やり残したことのうち、あなたはあと10日ほどで何から片づけますか? 気忙しいでしょうが、落ち着いて落ち着いて…。これはホントに自分自身への言葉かけです。