11/29版
今日の真如堂?


朝日に映えるもみじと本堂

 2・3日前頃が紅葉のピークだったでしょうか、急に落ち葉が増え、枝に付いている葉も茶色くなってきました。
 それでも今日はたくさんの人・人・人。日曜日である今日は、先週の連休に続いて多くの方が訪れます。
 いつもは犬の散歩の人ぐらいしかいない境内が、この1カ月は人だらけになるわけですから大変です。境内は車がひしめき合い、市道にまだあふれ、観光バスは近くの大通りに並ぶ。参道はあちこちで傷みが目立っていますし、枝を折るなどの心ない行いをする人も後を絶ちません。ご近所には迷惑の掛けっぱなし。まさに観光公害です。職員の人たちも疲れと忙しさでピリピリ。無理もありません。来年は本格的に対策を練らないとと思っています。

 そんな喧噪の中でも、朝の7時頃の境内はまだ静か。カメラを持った人が20人ほどおられるだけで、差し込む光の中、もみじもきれいです。「ああ、これが本来の真如堂だなぁ…」と思います。
 これからは落ち葉の季節=焼き芋の季節です。
 近くの養護学校が掃除の実習に来られていたり、12月半ばには精神病院のデイケアで焼き芋大会をする計画など、ほのぼのできる時間が戻ってきそうです。

 夕日に照らされた三重塔と銀杏、もみじ。塔まで赤い。(苦沙彌自坊の屋根の上より)

 明後日からは12月なんですね。大変だぁ…。

 やっぱりデジカメが不調で、ピントがあいません。(;;)