10/3版
今日の真如堂?


少し赤みを増してきた花の木

 今日は久々の晴天。本当に梅雨のようなお天気が続きましたね。でも、「カラッとした」という表現はまだ似合わない、結構蒸し暑いお天気です。

 お坊さんの衣も、10/1で冬衣に更衣。羽二重やウールなどを来ていると、汗だくになります。先日も、大般若転読会という動きのある法要をしましたが、大変でしたよ。

 さて、そうはいっても境内は日毎に秋色を増してきました。もみじやカエデも少し葉先が赤色を帯びてきました。ただ、これは8月の雨が少なかく、葉が焼けているということも考えられますので、 紅葉の兆しと考えるのはまだ早いように思います。

 そうそう、今朝歩いていると、金木犀の匂いがしてきました。まだつぼみですが、プーンといい香りが漂って、「ここにいるぞ」と存在を誇示しているようでした。

 京都市内を車で走っていると、桜の花があちらこちらで咲いているのを見かけます。春ほど元気はありませんが、1輪2輪といった程度ではなく、全部の枝に花をつけています。季節を間違っているようです。




齋藤真成 師
 10/1付で真如堂のトップである貫主(かんす)が交代しました。
 真如堂の新しい顔、第53世貫主に就任されたのは、齋藤真成(さいとう しんじょう)師です。
 画家としても名前が知られている方で、「仏教」を匂わせる絵がヨーロッパなどでも好評だそうです。


「行者の家」 1984