9/19版
今日の真如堂?


枯れ始めた彼岸花とその前の銀杏の実。ちょっとヤラセ
っぽい?

 明日からお彼岸。それを前に境内の彼岸花は一部を除いて、ほとんどが終わりに近づいてきました。彼岸花の花の寿命は1週間〜10日間程度なのですね。
 それに比べて、ムクゲや百日紅、芙蓉などは盛夏の頃から、あるいはその前からずっと咲いています。考えようによっては、彼岸花が長い間咲いていては季節感が薄れますから、ここぞというポイントで咲いてくれるほうがいいかも知れません。
 銀杏の実が急に落ちだしました。まだ十分に熟れている感じではありませんが、台風の余波のかぜを受けて絶えきれなくなったのでしょう。
 何度も書いていますが、今年は季節の移ろいが1週間以上早い気がします。

 今年の紅葉はあまりよくないような気がしています。
 8月の雨が少なく、木の水が切れたような感じになっていて、葉が焼けてきています。ここ数日雨の日がありましたが、それでどの程度持ち直してくれるやら…。昨年もやはりこういう感じで、例年なら11月後半に迎える紅葉のピークが2週間ほど早くなり、しかも水切れで赤くなったの感じで、落葉せずに枝についたまま枯れた葉も多かったのです。
 ちょっと嫌な感じです。


本堂南側の萩の花


 とにかく、今は萩の花がピークを迎えていて、ここ数日、カメラを持った人が結構たくさん訪れています。
 真如堂の北西隣に「萩の寺」と呼ばれるお寺があります。その名の通り、萩と土塀のコントラストが美しいですよ。



 台風7号が9/22の3時頃、京都市付近を通過。すごい風雨でした。

 雨風がおさまった5時過ぎ、境内に出てみると、小枝がいっぱい散乱しています。中にはセンチほどのカエデの枝も。
 銀杏の木の下は写真のようにギンナンがいっぱい落ちています。雨にもかかわらず、早速拾いに来ている人もいました。

 明日は彼岸の中日。掃除が大変です。