7/7版
今日の真如堂?


 先月の29日からギリシヤへ行き、今日(7/6)昼前に帰国しました。
 関空に降りたとたん、蒸し暑さに驚きました。
 寺に帰ったら、庭は草だらけ。たった1週間なのに、太陽の日差しを燦々と受けて、よく育っています。草引きしなきゃぁ…

 ギリシヤへは、EU(ヨーロッパ連合)主催のジャパン・フェスタで声明(しょうみょう)という仏教音楽の公演団の一員として行きました。
 ギリシヤに関しては、オリンピック、アクロポリスなどがあったりして古代遺跡が多いという程度の知識しかありませんでしたが、行ってみた感想を一口で言うと、とても素晴らしい国でした。
 年に30日ほどしか雨が降らず、6月は乾期で気温は35度程度。そのため町はほこりぽいですが、青い空と蒼い海、レンガ色の屋根に白い壁の海辺の家々は特にきれいでした。
 そして、なんといっても女性のきれいなこと!! 胸が出て、腰がしまって、しかも短いスカートをはいて、胸の谷間の見えるような服を着ているものですから、もうすっかり見とれてしまいました。これが一番の感動かな? 帰りにローマ・ミラノで飛行機から降りましたが、女性の美しさはギリシヤには及ばない気がしました。
 今回はアテネともう少し北のテッサロニキへ行き、後者で公演しました。アテネは日本人も多く、観光化されていますが、それでもスレタ感じはありません。ただ、外国の観光地の常、日本語で話しかけてくるギリシヤ人には閉口です。
 テッサロニキはギリシヤ第2の街で、観光客はほとんどなく、落ち着いた、掘れば古代遺跡が出てくるような古都です。ボクはアテネよりこっちの方が断然好きになりました。
 古いギリシヤ正教の教会へお参りしたり、市場やスーパー・デパートなどをうろうろしました。スーパーなどで売っている物は、パスタの種類が多いこと、カップ麺がないことを除いて、日本とほとんど同じ。生鮮食料品は、スーパーより市場の方が多かったです。人間は、誇り高く、それでいて人なつっこく親切で、拝金主義のような感じはまったくありませんでした。
 昼は昼寝のために店が閉まり、そのかわり夜は10時、11時でも人だらけで、屋外で歓談しながら食事をしたりワインとのんだりしています。それなのに官公庁は朝7時から開き、ゆったりして、それでいて怠け者ではない時間の使い方をしているように思いました。
 宗教にみる「魂」のようなものの捉え方も相通じるものを感じ、宗教音楽にもそれは言えるような気がします。
 今までボクは欧米にはあまり行きたい感じがしませんでしたが、ギリシヤにはまた何度も行きたいですね。アテネまでは関空からは乗り継ぎで17時間です。今も頭がふらついています。

 さて、6月20日過ぎにモリアオガエルの卵を見つけたとこのページで書きましたが、今日見てみるともうオタマジャクシになっていました。早いものです。もう結構大きくなっています。これからの成長が楽しみです。

 お寺のページに来て、ギリシヤの話題って変でしたね。