6/7版

境内に漂う甘い香り。クチナシほど甘く、香しい匂いではありませんが、何となくミツバチが寄ってきそう。
そう、本堂前の菩提樹の花が、今ひっそり満開です。
写真のように薄い黄色い花で、まだ新緑の残る葉の色と似ているため、あまり目立ちませんが、小さい花を花柄にいっぱいぶら下げて、ちょっと重たそうです。
あと1週間ほどもしたら花も終わり、結実に向かって行きます。
花菖蒲などの話題がテレビ等で報じられていますが、真如堂にはその種の花があまりありません。ですから、これからしばらくは緑が色を増すだけで、これといった花がなくなります。次に咲く花は、夏の木槿(むくげ)か百日紅かな? あっ、紫陽花がまだしばらくは咲きますね。

さて、ここしばらくお伝えしているモリアオガエルの話題ですが、6月4・5日に1塊ずつ産卵をしました。
1回目の産卵から2週間ほど経っているので、今年はもうダメなのかと諦めていました。何とかうまく孵って欲しいですね。
最初の卵のオタマジャクシは、まだ足が生えるところまでは行っていませんが、大きくなりました。
小さい間は池の縁をフラフラしていましたが、今は底にへばりついているので、なかなか観察ができません。
今は、日に何度か池を見に行くのが日課です。「暇そう…」って? 確かに…。でも、これ息抜き。
今回は話題少な目。