12/26版

今日の真如堂?


人影の途絶えた境内

 今年もいよいよ大詰め。皆さん、大掃除や迎春準備でお忙しいことと思います。

 今日、市内では高校駅伝大会が催されています。ボクも、朝、市内に出かけましたが、あちらこちらにのぼりや横断幕が目立ち、応援の準備をする人たちの姿を見かけました。午前中は女子、午後からは男子ということで、今日一日、都大路はにぎわいます。駅伝やロードレースは、京都の冬の風物詩です。

 さて、このページの更新も今年は今回で終わり。今年、48回更新をしました。このページを目当てにHPを訪ねてくださる方も多いようで、やりがいを感じています。
 一年を通して見てみると、今年の真如堂の大きな出来事がわかります。
 1月から始まった「京の冬の旅」、2月の前貫主の遷化、春の本坊書院の畳替えなど、5月の晋山式…。8月には本堂前でコンサートをしたり、11月にはお十夜に西多摩・玉泉寺の鉦張り念仏奉修ということもありました。ほとんどの時間を、真如堂絡みで使った気がします。
 プラーベートでは、身内との死別、新しい出会いや別れもありました。そうそう、デジカメを買い換えたのは今年でした。ちょっとは写真がマシになりましたか? パソコンは古いままですが。

冬の庭に鮮やかに目をひく千両

 4月に開所した精神障害者共同作業所「楽々堂」は、公的助成も受け、地域にも根を張りだして、順調です。来春、社会福祉法人格を取得して、授産施設・地域生活支援センターの設立を目指します。

 皆さんの今年1年はいかがでしたか?
 このページに来てくださる方が、今年も公式には数名、非公式には?名、実際に真如堂を訪れてくださいました。ページから想像されていた景色と、実際は違いましたか?
 真如堂は、今まではあまり人に「来ていただく」ことを意識しないお寺でした。それがいいという方もあるのですが、あまりに無配慮ということも多くあります。いろいろなことを少しずつ改めていますので、次回お越しいただいた時はまた少し変わっているかも知れませんよ。
 また、お越しください。そしてその折は、ぜひお声をおかけください。

 除夜の鐘は、12/31 11:45頃から撞きだします。人数が多いので、3〜4人で1撞になると思います。甘酒も用意していますので、1900年代から2000年にかけての時間を、真如堂でお過ごしください。

 それでは、来る年が皆さまにとって素晴らしい年となりますよう祈念して、今年最後の更新とさせていただきます。
 今年ご来訪いただいた方に感謝申し上げます。
 来年、お待ちしています。