12/4版

今日の真如堂?


朝日とたき火の煙の中の落葉

 12月に入った途端、パタリと人影がまばらになり、ようやく11時頃から拝観の方などの姿が見られるようになりました。
 紅葉シーズンは毎日走り回っているような状態でしたが、落ち葉の季節の到来と共に、気持ち的にも落ち着いてきました。

 一昨日あたりから急に落ち葉が増えました。梢についている葉も枯れ気味で、美しいとは言えません。まだ赤く綺麗な葉もありますが、ここ1週間ほどで、一挙に冬景色に変わるのではないでしょうか。

 今年初めて実施した車の乗り入れ制限と駐車料金の徴収ですが、3週間余の間に1250台あまりが有料駐車されました。
 紅葉シーズン、これまでは境内に車があふれ、クラクションの音などで騒々しいことが度々ありましたが、今年はそれもグッと改善。「拝観者を連れ来てやっている」感覚の一部のタクシー運転手さんとは何度かトラブルもありましたが、逆に「例年はごった返すけれど、今年は静かでいい」という方々も多く、苦肉の策ながら実施して良かったのではないかと思っています。写真撮影のために、境内に車を放置して1日中どこかへ行ってしまう人にもご遠慮いただけましたし。

赤い敷物を敷いたようになってきた樹下

 12月に入ると、今度は年末〜迎春準備が始まります。紅葉シーズンの忙しさとはまた違う、ゆっくりしたペースの用事がたくさんあります。お飾りや鏡餅の注文、大掃除。そして、「お寺で!」とビックリされるかも知れませんが、職員へのボーナス支給(残念ながら管理職はナシ)。
 まだ先のことですが、除夜の鐘の時には今年初めて甘酒を出すことにしましたよ。

 このページをあと3回更新したら2000年。どうも今のパソコンでは、安心した新年は迎えられそうにありません。