10/31版

今日の真如堂?


そろそろ綺麗になりだした「花の木」(左)と桜(右)

 また寒さがゆるんで、今日は少し動くと汗が出るくらい。明日から11月だというのに。
 今日は境内で、門前の町内が早めの紅葉見物の宴を開いておられますが、これぐらいなら寒くなくて好都合です。

 こんなに冷え込まなくても紅葉は徐々に進み、桜の木の紅葉はそろそろ見頃を迎えそうです。でも、もみじはまだまだ。
 ここしばらく、テレビの紅葉の取材などの申込みが多いのですが、「いつ頃がよろしいでしょう?」と言われても、こっちもさっぱりわかりません。「例年だと、本堂の前は12/20過ぎ、本堂の裏は12月に入ってからの方がきれいな年もありますよ」とこたえる程度。今年はどうでしょうね。

 秋の観光の人ではまださほど多くなく、来週頃から、急に増えるのではないでしょうか。
 真如堂もその受け入れ準備に追われています。
 刺繍の「大当麻曼陀羅」(高さ6m×幅4m)は明日から約1カ月間、特別公開。今日、夕方、5人ほどの人手で本堂の天井に滑車で吊り上げます。併せて、後醍醐天皇寄進の舎利塔なども公開します。
 11/5からのお十夜法要の準備も既に整いました。これが始まると、本当に晩秋という感じです。
 いつも境内に車があふれて困っていましたが、今年からは進入規制をします。あわせて、その経費捻出のため、約1ヶ月間は有料化に踏み切ります。出来るだけ、バスなどをご利用の上、ゆっくりと境内付近を徒歩で散策なさって下さい。

 NTTドコモの携帯電話をお持ちの方、「#9105」の「京都パスポートチャンネル−京都お寺さん情報」で、明日から1週間、真如堂の説明と苦沙彌の法話?が流れます。恥ずかしいのであまり聞いて欲しくはないのですが、一応お知らせまで。