１０／２３版
濁った赤が次第に広がってきた「花の木」 |
予報通り、急に涼しい日が訪れました。服をＴシャツから薄手のセーターへ着替えてという感じで、なかなか体がついて行きません。風邪をひいている方も多いようですね。
急に冷え込んだとはいっても、紅葉はまだまだまだ。「花の木」もご覧の様子。赤い部分が木の下の方に向けて少し広がってきたように思いますが、その赤もドンヨリと濁ったような色で、透明感がありません。これからの冷え込み具合で、色の善し悪しが決まってきます。
境内のその他のモミジなどはまだ愛想がありません。たまに赤くなっているのを見つけると、「この木は来年枯れるかも…」という、弱った木です。
事務所には、紅葉の進み具合を尋ねる電話がかかり始めました。毎年、これからの季節はひっきりなしで、その対応だけでも大変です。「もみじに聞いて！」と言いたくもなります。
人も少しずつ多くなってきました。昨日は、京都３大祭の「時代祭」と、夜は鞍馬の「火祭り」が行われ、観光の方がちょっとは増えるかなぁと思っていましたが、ほとんど変わりませんでした。でも、市内中心部の道路は大渋滞。国賓が来たり、マラソンがあったり、お祭りなどで、年に何回かはこうなる京都の交通事情です。
とはいうものの、１０月もあと１週間。えっ、今年もあと２カ月ちょっと！ 忙しく、忙しい気分になってきますね。