10/3版

今日の真如堂?


可憐な貴船菊(秋明菊)の花

 昨日の暑さが一転。今日の昨日より10度ほども気温が低い、薄着では肌寒いようなお天気。
 夜来の雨もどうやらあがり、近所の公園からは運動会の音楽が聞こえてきます。
 10月なんですよね。早いですね、一年って。それだけ歳を取ったということでしょうか。

 境内では、彼岸花や萩も終わり、あとは紅葉の深まりを待つだけという感じです。
 「歩こう会」のような行事で訪れる人も多く、今日は1000人以上リュックを背負った人が、境内を通り過ぎて行きました。「あれでは、お賽銭もあがりませんなぁ」は職員のため息。ゴミだけ残していく人の増える季節でもあります。

 花といえば、苦沙彌の自坊の庭に貴船菊が可憐に咲いています。「菊」とはいうものの、菊科ではないようで、京都の貴船に自生することからそういう名が付いているようです。

新しい本堂受付の外観と室内(室内は椅子式に変更)

 9月いっぱいかかっていた本堂の受付が、一部の電気工事を残して完成し、4・5日前に「新居」に引っ越しをしました。
 大きさなどは以前と変わりませんが、受付自体を広くしたこと、防寒対策やマイク設備などにも配慮したことなど、使い勝手は大幅に向上したはず。でも、まだ、何が何処にあるかわからず、何かの度に捜し物をしているありさまです。11月までには何とかなるでしょう。
 今度ご来寺の際は、ぜひとも覗いてみて下さい。

茶色くなって落ち始めた菩提樹の実

 本堂前の菩提樹の実がそろそろ落ち始めました。
 クルクルと竹とんぼのように落ちてくる様はとても愉快です。菩提樹の木の前で、じっと観察してみられてはいかがでしょう。

 東海村の原子力事故。いつも「安全、クリーン安全」と言い続けていますが、本当にそうなのでしょうか。「人為的ミス」であり、システムは安全と主張しそうですが、人為的ミスを誘うシステムこそが危険な気がします。
 自然の力を十分コントロールできるという錯覚が恐いですね。

 デジカメ、復活しました。