9/12版

今日の真如堂?


夏の花 ムクゲと秋の花 萩が饗宴する総門前

 先日来、変なお天気が続いています。夕方近くなると、あるいは朝から激しい雷雨に見舞われたり、お天気かと思うと一天にわかにかき曇り…というような、ころころ変わるお天気です。
 一昨日の夜11時頃、私がお風呂に入って頭を剃っていた時、落雷のためか停電。1分ほどして快復したかと思うと、また停電。そこに、本堂の防犯警報が鳴っているとの知らせ。頭髪を半分剃ったままの状態で、あわてて走りました(停電で装置が作動したためでした)。

 境内では萩の花の見頃が近づいています。もっとも、良く咲いているのは総門前や茶店前。本堂の南側など、日当たりの悪い場所はまだまだこれからです。お彼岸頃が見頃でしょうか。そう、彼岸花ももう少ししたら顔を出しますね。
 萩の花目当てのカメラマンもここ数日で急に増えました。

もう紅葉? 赤くなってきた花の木

 さて、真如堂の紅葉で欠くことの出来ないのは、「花の木」。季節が来ると、上から、赤・黄・緑に染め分ける美しい木です。
 その花の木が、もう赤くなり始めました。毎年見慣れている職員も、「どうしてでしょう?」と首を振っています。今春、この樹下の排水路工事のため、業者が直径20センチほどの大きな根を切ったのが原因だと思われます。
 こういう事態も予想されたので、「大丈夫でしょうか」と植木屋さん立ち会いのもと工事を進めました。花の木は樹勢がすこぶる強い木で、横にある井戸の中にまで太い根を延ばしています。20センチという根を切っても、一時的には水が不足する状態になるものの、枯れることはないと判断したのです。ですから、今の少し早い赤変は盛り込み済みといったところです。ご心配なく。

 本堂内の受付所の改装工事はことのほか時間がかかり、今月末頃、竣工予定です。綺麗な受付所が徐々に姿を見せ始めました。今度お越しの際、ご覧下さい。

 まだ暑い日が続きます。御自愛下さい。