7/10版
 快晴の夏空に向かって咲くムクゲの花 |
「暑いですねぇ。梅雨だというのに雨が降りませんねぇ」というような挨拶が交わされるお天気が続きます。
京都の昨日の気温は32.6度、今日は31.2度。頭の中の脳味噌が蒸れてくるような(お日さまの光をまともに受ける頭をしていますので)、快晴のお天気がしばらく続いています。
そういえば今年の梅雨は男性的だとか予報していたような気がします。「男性的」という表現も最近はあまりピンとこないというか…ファッションなどを見ているとどうなってんだかわからないような、性別を超えた若者がいます。
ボクも週1回、大学生に授業をする機会を持っていますが、概して男の子は女性化し、女の子は男性化して、双方の差が狭まっているような気がします。そう思われませんか? まぁ、それもいいですけど…。
何の話からこうなったのでしょう…梅雨か…。
この晴天に誘われてか、蝉が鳴き出しました。「カナカナカナ」と鳴いています。アブラゼミも鳴いているようです。昨年も今日の頃には鳴いていますから、早いわけではありませんね。
 枝一杯についた菩提樹の実 |
本堂前の菩提樹の実が一人前の大きさにまでなりました。
先週あたりから、付けすぎた実を落とす<生理落下>現象があり、樹下は落とされた実がいっぱい散乱しています。見ると、木についている実よりは若干小振りで、優良な種を残すために犠牲になったのでしょう。
銀杏の木も同様に、樹下には緑のギンナンがいっぱい落ちています。
今のうちに贅肉を落として、本格的に実を熟成する作業をしていくのでしょう。
さて、梅雨はこのまま明けていくのでしょうか?
実はボクは雨が降って欲しいのです。
何回かお伝えしたと思いますが、本坊の排水の具合が悪く、大雨が降るとあちこちの排水路があふれていましたので、ここ数日かけて排水管を新しくました。
今までの排水管は20センチほどの土管。掘り出してみたら、継ぎ目から木の根がギッシリと中に入り込み、さらに数カ所、割れて崩れていました。
そこで、10数メートルの部分をエスロンパイプに取り替える作業を進めていましたが、今日ようやくそれが完成しました。あとは雨が降るのを待って、水の引き具合を確かめるのみ。
あー、雨降らないかなぁ。
今日は祇園祭の鉾立て。京の街はにぎやかになっていきます。